はとむぎの日 (記念日 8月10日)
- 制定者
- 太陽食品株式会社(奈良県奈良市)
- 原産地
- 中国南部〜インドシナ半島
- 分類
- イネ科ジュズダマ属(トウモロコシ・モロコシに近縁)
- 漢方での名称
- ヨクイニン(薏苡仁)
- たんぱく質含有量
- 白米の約2倍以上
- 日本への渡来
- 江戸時代(中国から薬用として渡来)
白米の2倍以上ものたんぱく質を含み、アミノ酸・葉酸・鉄分・食物繊維まで豊富に揃えた「はとむぎ」は、古くから「穀物の王様」と称されてきました。美肌効果が高いことでも知られ、「はとむぎ美人」という言葉が生まれるほど、食べる美容食として長く愛されてきた穀物です。
はとむぎはイネ科ジュズダマ属に分類される植物で、麦類よりもトウモロコシやモロコシ、ススキに近縁です。原産は中国南部からインドシナ半島にかけてとされており、東南アジアでは約2000年前から食用に栽培されていた記録があります。日本へは江戸時代に中国から薬用として渡来しました。江戸時代の儒学者・博物学者である貝原益軒の著書「大和本草」にも、はとむぎがニキビに効くと記されており、美肌との関係は古くから注目されていました。「はとむぎ」という名称は、鳩がこの実を好んで食べることから、明治以降に定着したと言われています。
栄養面では、たんぱく質の量が白米の2倍以上で、必須アミノ酸をバランスよく含むのが大きな特長です。さらに、カルシウム・鉄分・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・食物繊維なども豊富で、一般的な穀物の中でも栄養密度が際立っています。なかでも注目されるのがコイクセノライドという成分で、抗腫瘍作用や免疫賦活作用が研究されており、漢方では「ヨクイニン(薏苡仁)」という生薬名で用いられています。
東洋医学の観点では、はとむぎは「利水滲湿(りすいしんしつ)」の働きを持つとされ、体内の余分な水分や老廃物を排出するデトックス効果があるとされています。むくみの改善や、肌のターンオーバーを促してイボやシミを薄くする働きも期待されており、化粧品の原料としても広く使われています。美白・保湿ケアの成分としてスキンケアに取り入れられているのも、この豊富な栄養素があってこそです。
食べ方は多彩で、白米に混ぜて炊いたり、スープや雑炊に加えたり、粉末をヨーグルトや豆乳に混ぜたりと日常の食事に取り入れやすいのも魅力です。はとむぎ茶として飲む方法も定番で、ノンカフェインなので妊娠中や子どもにも適しています。外から塗るだけでなく、毎日の食卓に加えることで内側からのケアにもつながります。
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8月10日のカレンダー情報
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- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)