ハイボールの日 (記念日 8月10日)

ハイボールの日
記念日
8月10日(「8・10」でハイボールの語呂合わせ)
制定者
サントリー酒類株式会社
認定機関
一般社団法人 日本記念日協会
ハイボールの定義
ウイスキーをソーダ(炭酸水)で割ったカクテル
角ハイボールの日
10月8日(角瓶の誕生日)
ウイスキー市場復活
2008年に角ハイボール復活プロジェクト開始、2010年に20年以上ぶりのプラス成長

20年以上右肩下がりだったウイスキー市場を、たった数年で劇的に復活させた飲み物があります。それが「角ハイボール」です。2008年にサントリーが仕掛けた復活プロジェクトは、飲食店への地道なプロモーションから始まり、取り扱い店舗数をわずか1年で1万5千店から6万店へと4倍に拡大。居酒屋の定番メニューとして今や誰もが知るハイボールは、実は周到な戦略によって「再発明」された飲み物でもあります。

8月10日は「ハイボールの日」。サントリー酒類株式会社が制定し、日本記念日協会に認定・登録された記念日で、「8」と「10」でハイボールと読む語呂合わせと、夏の暑い時期にキンキンに冷えたハイボールが特においしい季節性が由来となっています。夏の風物詩として定着しつつあるこの記念日、毎年8月10日前後には飲食店でのキャンペーンも盛んに行われています。

ハイボールとはウイスキーをソーダで割ったシンプルなカクテルです。その名前の由来には諸説あり、鉄道の信号球(ボール)を高く掲げて列車に速度を上げるよう指示したことから「Go!」を意味したという説や、スコットランドのゴルフ場で打ち上げられたボールが飛び込んできた際に「これがハイボールだ」と叫んだという説など、どれが正しいかいまだ定説がありません。謎めいた語源もまた、ハイボールの魅力のひとつかもしれません。

日本でのハイボール文化は、1954年のトリスバー展開にさかのぼります。サントリーの安価なウイスキー「トリス」をソーダで割ったトリスハイボールが庶民に浸透し、高度成長期の街角に根付きました。しかしバブル崩壊後はウイスキー市場全体が低迷。ピーク時1984年に30万キロリットルあった消費量は、2008年には7.4万キロリットルまで縮小していました。転機となったのが2008年の「角ハイボール」復活プロジェクトです。サントリーは「角瓶」を使ったハイボールの飲み方を飲食店で体験してもらうことに注力。「強炭酸・よく冷やす・レモン」といった「こだわり3ヶ条」と、専用サーバー「ハイボールタワー」を飲食店に普及させることで、まず飲む機会そのものを増やしました。テレビCMより先に「体験」を届けるという逆転の発想が奏功し、2010年にはウイスキー市場が20年以上ぶりのプラス成長を記録しています。

なお、サントリーのウイスキー「角瓶」が誕生した10月8日は「角ハイボールの日」として別途制定されており、70年以上愛されてきたロングセラーブランドの節目として位置づけられています。夏の8月10日と秋の10月8日、年に二度ハイボールを特別に味わうきっかけがあるとは、ファンにはうれしいカレンダーです。

8月10日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 大明日、母倉日
月齢 26.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)