かっぱえびせんの日 (記念日 8月10日)
- 制定
- カルビー株式会社
- 認定年
- 2017年(平成29年)
- 日付の由来
- 「や(8)められない、と(10)まらない」の語呂合わせ
- 商品の発売年
- 1964年(昭和39年)
- 名前の由来
- 漫画家・清水崑の代表作『かっぱ天国』のキャラクター
- キャッチコピー誕生
- 1969年(昭和44年)のテレビCMから
「やめられない、とまらない」——このフレーズを聞いて思い浮かべない日本人は、ほとんどいないでしょう。カルビー株式会社の「かっぱえびせん」は、1964年(昭和39年)の発売から60年以上にわたって食べ継がれてきたロングセラースナックです。その誕生と普及の歴史は、日本のお菓子文化そのものと重なっています。
かっぱえびせんが生まれる前身となったのは、「かっぱあられ」という商品でした。カルビーの創業者・松尾孝は、幼い頃に川でえびを獲っては母に天ぷらにしてもらったという原体験を持ち、「えびの香りをお菓子に閉じ込めたい」という思いを長年温めていました。試行錯誤の末に誕生したのが、小麦粉を主原料とした棒状のスナックに香ばしいえびを練り込んだ「かっぱえびせん」です。サクサクとした軽い食感と磯の香りが漂う独特の味わいは、発売当初から幅広い世代に受け入れられました。商品名の「かっぱ」は、漫画家・清水崑(しみず こん、1912〜1974年)の代表作『かっぱ天国』に登場するカッパのキャラクターに由来します。清水崑は長崎出身の漫画家で、1953年から週刊朝日に連載された『かっぱ天国』が一世を風靡。愛嬌たっぷりのかっぱのキャラクターは当時の人気者でした。松尾孝はこのかっぱに商品のイメージを重ね、清水崑本人から使用の許諾を得てパッケージに起用しました。
さらに商品の知名度を決定的にしたのが、1969年(昭和44年)に始まったテレビCMのキャッチコピーです。「やめられない、とまらない、カルビーのかっぱえびせん」というフレーズは瞬く間に全国へ広まり、流行語としても定着しました。軽快なリズムと商品の魅力を的確に表現したこのコピーは、日本の広告史に残る名文句として今も語り継がれています。
8月10日の「かっぱえびせんの日」は、このキャッチコピーをもとに制定されました。「や(8)められない、と(10)まらない」の語呂合わせです。カルビーが制定し、2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。発売から半世紀以上が経った今も年間約1億6千万袋が生産されるこの国民的スナックの、美味しさをさらに多くの人に届けたいという思いが込められた記念日です。
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8月10日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
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