鳥と人との共生の日 (記念日 8月10日)

鳥と人との共生の日
制定者
株式会社フジナガ(兵庫県尼崎市)
認定年
2017年(平成29年)
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
日付の由来
「ハ(8)ト(10)」=鳩の語呂合わせ
対象施設
官公庁舎・商業施設・工場・大学・病院・神社仏閣・マンションなど

ハトは実は外来種です。現在、都市部で最もなじみ深い鳥のひとつであるカワラバトは、もともと日本に生息していたわけではなく、かつて人間が伝書鳩や食用として持ち込み、その一部が野生化して定着したものです。つまり、マンションのベランダや駅のひさしにフンを落とし、鳴き声に悩まされる「鳥害」の多くは、人間自身が招いた問題ともいえます。

「鳥と人との共生の日」は、兵庫県尼崎市に本社を置く株式会社フジナガが制定した記念日です。日付は「ハ(8)ト(10)」という語呂合わせで8月10日とされており、同社のロゴマークにも鳩のシルエットが採用されています。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。

フジナガは鳥害対策のリーディングカンパニーとして、官公庁舎・商業施設・工場・大学・病院・道路・橋・神社仏閣・マンションなど、産学官民を問わずあらゆる場所で防鳥対策を手がけてきました。特徴的なのは、「鳥を傷つけない」というコンセプトを徹底している点です。鳥を排除するのではなく、鳥と人それぞれの生活スペースに境界線を設けることで共生を実現しようとしています。同社の取り組みは防鳥製品の開発にとどまらず、コラムや情報発信を通じた啓発活動、野鳥の会への参加による野鳥保護・自然保護活動なども積極的に展開しています。「鳥に優しい鳥害対策」という理念を掲げ、鳥害に悩む施設管理者の課題を解決しながら、同時に生態系への配慮も忘れない姿勢が高く評価されています。

鳩が外来種であるという事実を知ると、鳥害への向き合い方も少し変わってくるかもしれません。もともとは人間が連れてきた鳥たちが、都市という人工環境に適応しながら生き延びています。「共生の日」という名前には、問題を一方的に鳥のせいにするのではなく、人間側の責任を見つめ直すという意味合いも込められています。

8月10日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 大明日、母倉日
月齢 26.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)