レゲエミュージックの日 (記念日 8月10日)

レゲエミュージックの日
制定者
有限会社カエルスタジオミュージック(大阪市)
認定年
2022年(令和4年)
日付の由来
「パ(8)トワ(10)」の語呂合わせ
レゲエ発祥
1960年代後半のジャマイカ
無形文化遺産
2018年ユネスコ登録
パトワ語
英語・スペイン語・西アフリカ語が混合したクレオール語

ジャマイカの路地から生まれた音楽が、独自の言語とともに世界を揺らした。レゲエは1960年代後半、スカやロックステディを経てジャマイカで確立したジャンルですが、その歌声の核心には「パトワ」と呼ばれる言語が宿っています。パトワとは英語やスペイン語、西アフリカの言語が混ざり合って生まれたジャマイカ独自のクレオール語で、標準英語とはまったく異なる発音とイントネーションを持ちます。レゲエが世界中のリスナーを惹きつける独特の「語り口」の多くは、この言語から生まれていると言っても過言ではありません。

毎年8月10日は「レゲエミュージックの日」です。大阪府大阪市に拠点を置く有限会社カエルスタジオミュージックが制定し、2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付は「パ(8)トワ(10)」という語呂合わせに由来しています。パトワという言語そのものを記念日の名付けに織り込んだこのアイデアは、レゲエとパトワが切っても切れない関係にあることを端的に示しています。

カエルスタジオは1997年(平成9年)、大阪日本橋でDUB PLATEレコーディング・スタジオをオープンしたことを起点に活動を続けてきました。レゲエの企画・制作、レーベルの運営、イベントの開催など、日本のレゲエシーンを支えてきた同社が、音楽の魅力をより多くの人に伝えたいという思いからこの記念日を発案しました。クラウドファンディングで多くのファンの賛同を集めて実現した点も、この記念日の大きな特徴です。

レゲエが生まれたジャマイカは、1962年にイギリスから独立した島国です。人口の9割以上が黒人奴隷の子孫というこの島では、長い植民地支配への抵抗や解放への願いが音楽と深く結びつきました。ラスタファリ運動の精神的な影響も色濃く受け、レゲエはただの娯楽音楽を超えて、社会的なメッセージを発信する手段にもなりました。1972年以降は国際的にも注目を集め、2018年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

パトワ語の独特なイントネーションは、そのままレゲエの「うねり」となって音楽に溶け込んでいます。言語と音楽が一体となって世界に届くこのジャンルの魅力を改めて確かめるきっかけとして、8月10日のレゲエミュージックの日はファンにとっても、まだレゲエを知らない人にとっても格好の入口となるでしょう。

8月10日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 大明日、母倉日
月齢 26.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)