マッシュルームの日 (記念日 8月11日)
- 制定者
- 株式会社ワキュウトレーディング(東京都豊島区駒込)
- 日付の由来
- 日本初のマッシュルーム栽培成功者・森本彦三郎氏の誕生日(1886年8月11日)
- 和名
- ツクリタケ(別名:セイヨウマツタケ)
- 日本初栽培
- 1922年、森本彦三郎氏が京都の農園で成功
- 主な産地
- 千葉県(全国の約40%)・岡山県・山形県など
- カロリー
- 100gあたり約11kcal(低カロリー・高栄養)
日本でマッシュルームが初めて栽培されたのは、1922年のことです。「キノコ栽培の父」と呼ばれる森本彦三郎氏が、ヨーロッパやアメリカで長年にわたり技術を習得し、京都に建てた農園で日本初の人工栽培に成功しました。それまでマッシュルームは日本人にとってほぼ無縁の食材でしたが、森本氏の情熱がその扉を開いたのです。
「マッシュルームの日」は8月11日。東京都豊島区駒込に本社を置き、マッシュルーム専門店として知られる株式会社ワキュウトレーディングが制定した記念日です。日付は、その森本彦三郎氏の誕生日である1886年(明治19年)8月11日にちなんでいます。マッシュルームの美味しさや栄養価をより多くの人に知ってもらい、日常的に食べてもらうことを目的としています。
マッシュルームはヨーロッパ原産のキノコで、和名は「ツクリタケ」。国内生産の初期に使われた商品名から「セイヨウマツタケ」と呼ばれることもあります。ヨーロッパではすでに約250年前から栽培されていたキノコですが、日本での歴史はまだ100年余りと意外に浅いのです。現在は千葉県・岡山県・山形県などが主要産地となっており、なかでも千葉県は全国収穫量の約40%を占めています。
栄養面でも、マッシュルームは優秀な食材です。100gあたりのカロリーはわずか11kcalと低カロリーながら、たんぱく質・カリウム・ビタミンB2・ビタミンD・食物繊維をバランスよく含んでいます。カリウムは体内の余分なナトリウムを排出し、むくみや高血圧の予防に役立ちます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けて骨の健康を支えるほか、免疫機能にも関わる重要な栄養素です。天日干しにすることでビタミンDの含有量がさらに増え、油で炒めると体内への吸収率が上がることも知られています。
料理の使い勝手のよさも、マッシュルームの大きな魅力です。パスタ、アヒージョ、グラタン、カレー、炒め物、スープ——どんなジャンルの料理にも自然に溶け込む包容力があります。ホワイト種とブラウン種があり、ブラウン種は香りが濃く、加熱しても食感が崩れにくいという特徴があります。缶詰や冷凍品としても広く流通しており、手軽に取り入れやすい食材のひとつです。
8月11日のマッシュルームの日をきっかけに、100年前に日本にマッシュルームの種をまいた先人の物語に思いをはせながら、この小さなキノコを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
8月11日の他の記念日
8月11日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)