国際青少年デー (記念日 8月12日)
- 制定
- 1999年12月17日(第54回国連総会)
- 記念日
- 毎年8月12日
- 起源となった会議
- 第1回青少年に関する世界閣僚会議(1998年、リスボン)
- 英語表記
- International Youth Day
- 世界の若者人口
- 約12億人(世界人口の約16%、15〜24歳)
世界の人口のおよそ6人に1人が15歳から24歳の若者です。その数、約12億人。国際青少年デーは、この膨大な数の若者たちが直面する課題——教育格差、貧困、雇用の不安定さ、紛争への動員——に、世界が目を向けるきっかけとして生まれました。
制定の経緯は1998年にさかのぼります。ポルトガルのリスボンで開催された「第1回青少年に関する世界閣僚会議」が8月12日に閉幕し、この日を国際青少年デーとする決議が採択されました。その後、1999年12月17日の第54回国連総会において正式に承認され、2000年8月12日から毎年記念されるようになりました。
この記念日の目的は、単なる祝祭ではありません。1996年に国連総会で採択された「世界青年行動計画」の認知度を高め、青少年を取り巻く文化的・法的問題に社会全体の注意を促すことにあります。アースデイや世界人権デーと同様に、当事者を支援するための政策を後押しする「政治的な記念日」としての性格を持っています。
毎年、国連は特定のテーマを設定してこの日を迎えます。過去には「変革のための青少年ボランティア活動」「青少年の市民参画」「気候変動と若者の声」などが掲げられてきました。テーマは時代の課題を映す鏡であり、その年ごとにフォーカスすべき問題を浮かび上がらせる役割を担っています。
若者の政治参加という観点でも、この記念日は重要な意味を持ちます。日本では2016年に選挙権年齢が18歳に引き下げられましたが、世界的に見ても若者の意思決定への参加は依然として限定的です。国際青少年デーは「若者は社会の担い手である」という認識を、制度や慣行として根付かせるための一歩として機能しています。
12億の若者が今どんな環境にいるかを知ること——それが変化への第一歩です。
8月12日の他の記念日
8月12日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)