エスロハイパーの日 (記念日 8月18日)

エスロハイパーの日
製品名
エスロハイパー(硬質塩化ビニル管)
製品化年
1997年
開発背景
阪神・淡路大震災(1995年)の教訓
制定者
積水化学工業株式会社
日付の由来
「エスロ(8・1)ハイパー(8)」語呂合わせ

地震が起きるたびに注目されるのが、ライフラインの被害状況です。上下水道や都市ガスの復旧に時間がかかるほど、被災者の生活は長引きます。そのなかで、耐震性の高い配管として注目されているのが積水化学工業の「エスロハイパー」です。阪神・淡路大震災(1995年)の教訓をもとに開発が進められ、1997年に製品化された硬質塩化ビニル管です。

エスロハイパーの最大の特長は、「二層構造」にあります。外層に硬質塩化ビニル、内層に柔軟性の高い素材を組み合わせることで、外部からの衝撃を吸収しながら内圧にも耐えられる構造になっています。一般的な塩ビ管が地震の横揺れで破断しやすいのに対し、エスロハイパーは変形しながらも折れにくい設計です。

接合方式にも独自の技術が採用されています。「TSインテグラル継手」と呼ばれる接合部は、管と継手が一体化する構造で、従来の接着剤接合と比べて抜け出し強度が大幅に向上しています。実際に新潟県中越地震(2004年)や東日本大震災(2011年)の被災地でも、エスロハイパーを採用した配管の被害が軽微だったという報告があります。

耐久性についても積水化学は試験データを公開しており、埋設後50年以上の使用に耐えられると説明しています。腐食しにくく、錆びも発生しないため、鉄管の代替として全国の自治体で採用が進んでいます。

製品がカバーする範囲は上水道だけでなく、農業用水や工業用配管にも広がっています。管径は小径から大径まで揃えられており、住宅向けから大規模インフラまで対応できます。8月18日の「エスロハイパーの日」は、「エスロ(S・L=8・1)ハイパー(8)」の語呂合わせから積水化学工業が制定しました。防災意識が高まる現代において、インフラを支える縁の下の力持ちとして、エスロハイパーの存在は重要です。

8月18日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 一粒万倍日、天恩日
月齢 5.4

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)