世界写真の日 (記念日 8月19日)
- 記念日の日付
- 8月19日
- 制定年
- 2009年(平成21年)
- 英語名
- World Photography Day
- 起源となった出来事
- 1839年フランス政府によるダゲレオタイプ特許の開放
- 発明者
- ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(1787〜1851年)
- 関連記念日
- 写真の日(日本)6月1日
1839年8月19日、フランス政府は画家・発明家のルイ・ジャック・マンデ・ダゲールが開発した写真撮影技術「ダゲレオタイプ」の特許を買い上げ、誰でも無償で自由に使用できる政府通達を発令しました。世界写真の日(World Photography Day / World Photo Day)は、この歴史的な出来事を起点とする記念日です。
ダゲレオタイプは、銀メッキをした銅板を感光材料として用いることから「銀板写真」とも呼ばれます。開発当初は露光に10〜20分を要しましたが、ダゲールはその後の改良によって最終的に1〜2分にまで短縮することに成功しました。この大幅な短縮が肖像写真の撮影を現実的なものとし、技術は短期間で世界各地に広まりました。写真館が次々と開業し、それまで絵画や版画でしか記録できなかった人の顔や表情が、より手軽に残せるようになったのです。
フランス政府が特許を買い上げた意味は大きく、民間が独占的に利用するのではなく「人類共有の発明」として世界へ開放されました。これにより写真技術の普及は加速し、科学・芸術・報道・記録といった幅広い分野で活用される基盤が整いました。世界写真の日は、この写真史における転換点を記念し、写真の芸術・科学・歴史を祝う日として位置づけられています。
2009年(平成21年)、フランス政府が制定したとも、非公式に制定された記念日であるとも伝えられています。現在はSNS上でハッシュタグ「#WorldPhotographyDay」「#WorldPhotoDay」とともに世界中から写真が投稿され、毎年8月19日に多くのユーザーが参加しています。なお、日本では6月1日が「写真の日」に定められており、「写真の日制定委員会」が1951年(昭和26年)に制定し、日本写真協会が主催しています。日本で初めて写真が撮影されたことに由来するこの記念日は、世界写真の日とは異なる写真史の出発点を記念するものです。
8月19日の他の記念日
8月19日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)