静岡県民の日 (記念日 8月21日)
- 制定年
- 1996年(平成8年)、条例により制定
- 合併年
- 1876年(明治9年)、旧静岡県と旧浜松県が合併
- 県人口
- 約364万人(2019年7月時点)
- 県庁所在地
- 静岡市(最大都市は浜松市)
- 地名の由来
- 静岡市内の賤機山(しずはたやま)に由来
- 県の木・花・鳥
- モクセイ・ツツジ・サンコウチョウ
静岡県の形が確定したのは、明治9年(1876年)のことでした。この日、旧静岡県と旧浜松県が合併し、ほぼ現在の静岡県と同じ版図が誕生しました。それから120年が経過した1996年(平成8年)、静岡県はこの歴史的な日を「静岡県民の日」として条例により制定しました。「静岡」という地名の成り立ちには、あまり知られていない経緯があります。明治2年(1869年)、新政府は駿河府中藩に対して「府中という地名はまぎらわしい」として改称を命じました。藩が検討した候補は「静」「静城」「静岡」の3案。採用されたのは「静岡」でした。この名は、静岡市内にある賤機山(しずはたやま)に由来するとされています。静かな山の名が、150年以上にわたり県全体の名となったわけです。
県民の日には、県内各地でさまざまなイベントが開催されます。美術館や記念館、郷土資料館、プールなどの施設が無料開放または割引になり、普段は有料の文化施設も気軽に利用できます。静岡県が掲げる「今の静岡を見直し、過去の歴史にふれ、未来の形を考える」という理念のもと、ふじのくに静岡県を身近に感じる機会として毎年この日が活用されています。
静岡県は東西に長い地形を持ち、県庁所在地は静岡市でありながら、最大の都市は西部の浜松市という全国でも珍しい構造を持ちます。人口は約364万人(2019年時点)。富士山を擁する豊かな自然と、茶・みかん・わさびといった農産物の産地としても知られ、製造業では楽器・オートバイ(浜松)と食品(静岡)が対照的な産業文化を形成しています。
県の木はモクセイ(キンモクセイ)、県の花はツツジ、県の鳥はサンコウチョウ。サンコウチョウは「月・日・星・ほいほい」と鳴くとされる夏鳥で、県内の森林地帯で繁殖します。これらのシンボルもまた、多様な生態系を抱える静岡らしい選定です。旧静岡県と旧浜松県という二つの県が一つになって150年近く。東西の個性が混在するこの県の成り立ちを、毎年の県民の日に振り返ることには、単なる記念以上の意味があります。
8月21日の他の記念日
8月21日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)