シルマンデー・ユースホステルの日 (記念日 8月26日)

シルマンデー・ユースホステルの日
創始者
リヒャルト・シルマン(ドイツの小学校教師)
きっかけとなった日
1909年8月26日(嵐の夜に学校で一夜を過ごした経験)
世界初のユースホステル
1914年、ドイツ・アルテナ城内に開設
国際連盟の設立
1932年、国際ユースホステル連盟(IYHF)設立
現在の規模
世界80か国以上・会員数約360万人
日本国内の施設数
約220か所

1909年8月26日、ドイツの小学校教師リヒャルト・シルマンは生徒たちと徒歩旅行の途中、激しい嵐に見舞われました。農家に宿を求めたものの断られ、一行がたどり着いたのはアルテナ近くの村の小学校でした。教員の妻の厚意で校舎に一夜の宿を借りたシルマンは、その夜、ある考えを巡らせました。「ドイツ中の学校が宿泊施設として開放されれば、旅の途中で危険な目に遭う子どもたちを救えるはずだ」。その確信が、世界に広まるユースホステル運動の出発点となりました。

シルマンが描いたのは、若者が安心して旅を続けられる低廉な宿泊施設のネットワークでした。1914年、ドイツ西部のアルテナ城の一角に世界初のユースホステルが正式に開設されます。城の石壁の中に設けられた簡素な宿は、やがて国境を越えて広まり、1932年には国際ユースホステル連盟(IYHF)が設立されました。現在、世界80か国以上に施設が広がり、会員数は360万人にのぼります。

シルマン自身は生涯を通じてこの運動に身を捧げ、1961年に87歳で亡くなりました。彼を記念して、8月26日は「シルマンデー」と定められています。この日には世界各地のユースホステルで記念行事が行われ、旅の出会いや国際交流を祝う催しが開かれます。日本でも日本ユースホステル協会が加盟しており、全国約220か所の施設でこの日を迎えています。一人の教師が嵐の夜に抱いた「旅する青少年を守りたい」という思いは、100年以上の時を超えて生き続けています。格安で清潔な宿を提供するユースホステルは、バックパッカーの定番宿として現代の若い旅人にも親しまれており、シルマンが夢見た青少年の旅の文化は今日も続いています。

8月26日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 神吉日、大明日、月徳日
月齢 13.4

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)