焼き肉の日 (記念日 8月29日)

焼き肉の日
制定者
全国焼肉協会(JY)
制定年
1993年(平成5年)
語呂合わせ
や(8)き(2)に(9)く
三大記念日
土用の丑の日・天ぷらの日と並ぶ夏バテ防止
「焼き肉」初出
仮名垣魯文『西洋料理通』1872年(明治5年)

毎年8月29日は「焼き肉の日」です。「や(8)き(2)に(9)く」という語呂合わせから、1993年(平成5年)に全国焼肉協会(JY)が制定しました。

夏バテ気味のこの時期に焼き肉でスタミナを補充してもらおうというのが制定の目的で、全国各地の加盟店では社会福祉施設をお店に招待したり、出張バーベキューを実施したりと、地域貢献と販売促進を兼ねたイベントを行っています。8月下旬は「夏バテ防止」をテーマにした食の記念日が集中しており、7月20日頃の「土用の丑の日」(うなぎ)、7月23日の「天ぷらの日」と並んで「夏バテ防止の三大記念日」のひとつに数えられています。

「焼き肉」という言葉の歴史は意外と古く、1872年(明治5年)に仮名垣魯文が著した『西洋料理通』にバーベキューの訳語として登場しています。同年出版の『西洋料理指南』でも獣肉を焼いた料理の意味で使われており、明治初期にはすでに日常語として定着していました。1933年(昭和8年)に発表された張赫宙の小説『権という男』には朝鮮料理としての焼肉が描かれており、東洋料理としての焼肉が日本社会に浸透していく時代背景を示しています。また水木しげるの漫画『墓場の鬼太郎』では鶏の丸焼きを「焼き肉」と呼ぶ台詞があり、言葉が指す範囲の広さを改めて感じさせます。文献をたどると、「焼き肉」は西洋料理の翻訳語として生まれ、やがて東洋料理の専門用語として定着していった、なかなか数奇な経歴を持つ言葉であることがわかります。

現在、総務省統計では「焼肉店」を東洋料理に限定して分類しており、ステーキ店などの西洋料理は含まれません。鉄板や焼網を使うスタイルが特徴で、ローストビーフやジンギスカン鍋、バーベキューなど、世界各地に肉を焼く料理が根づいています。

8月29日のカレンダー情報

六曜 大安
月齢 16.4

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)