空き家整理の日 (記念日 8月31日)
- 制定年
- 2016年(平成28年)
- 制定者
- 株式会社ワンズライフ
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 空き家戸数
- 900万戸(2023年・総務省調査)
- 空き家率
- 13.8%(2023年・過去最高)
- 日付の由来
- 「あきや(8)せ(3)い(1)り」の語呂合わせ
日本全国の空き家数は、2023年時点で900万戸に達し、空き家率は13.8%と過去最高を更新しました。
8月31日は「空き家整理の日」です。東京都世田谷区に本社を置き、関東圏で空き家・遺品整理事業を手がける株式会社ワンズライフが制定しました。「あきや(8)せ(3)い(1)り」(空き家整理)という語呂合わせと、夏の終わりに空き家の整理を考えてもらいたいとの思いが、8月31日という日付に込められています。2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
空き家が増え続ける背景には、いくつかの構造的な要因があります。高齢化の進行により、自宅の管理が困難になる所有者が増えています。少子化によって相続しても活用できない、あるいは相続人自体がいないというケースも少なくありません。また、日本では新築住宅への需要が根強く、中古住宅の流通市場が整備されにくい土壌も影響しています。
放置された空き家は、地域社会に多方面の影響をもたらします。老朽化が進むと倒壊や火災のリスクが高まり、防災上の懸念が生じます。草木の繁茂や害虫・害獣の発生は衛生上の問題にもつながります。さらに、景観の悪化や不法投棄の温床になるなど、周辺住民の生活環境にも悪影響を及ぼすことがあります。
こうした状況を受けて、法制度の整備も進んでいます。2023年12月には、適切に管理されていない「管理不全空き家」を固定資産税の軽減措置の対象から外す法改正が施行されました。これまで住宅が建つ土地には税の優遇措置があったため、解体せずに放置するほうが所有者にとって経済的に有利という構造がありました。法改正はその是正を狙ったものです。
空き家問題は個人の事情だけでなく、社会インフラとしての住宅のあり方に関わる問題でもあります。8月31日を機に、身近にある空き家の状況や、所有する不動産の管理について改めて確認することが、地域の安全・安心につながる一歩になります。
参考リンク
8月31日の他の記念日
8月31日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)