宝塚歌劇団レビュー記念日 (記念日 9月1日)
- 初演日
- 1927年(昭和2年)9月1日
- 演目
- モン・パリ ~吾が巴里よ!~
- 演出家
- 岸田辰彌
- 振付
- 白井鐵造
- 初演組
- 花組
- 記念日制定
- 1989年(平成元年)
1927年(昭和2年)9月1日、宝塚少女歌劇団の花組が『モン・パリ ~吾が巴里よ!~』を初演しました。演出は岸田辰彌、振り付けは後に「レビューの王様」と呼ばれた白井鐵造。日本人の世界一周旅行記をテーマに、東京を出発してホノルル・ニューヨーク・ロンドン・パリを巡る全19場の構成で、フランスのレビュースタイルを本格的に取り入れた大作でした。舞台は大ヒットを記録し、日本に「レビュー」というジャンルを根付かせた公演として演劇史に刻まれています。岸田辰彌はフランス視察で本場のレビューを体験し、その表現形式を日本向けに再構築しました。歌・踊り・豪華な衣装と舞台装置を組み合わせた演出は当時の観客に強烈な印象を与え、「宝塚イコールレビュー」という図式を作り上げるきっかけとなりました。
花組での初演に続いて雪組・月組でも再演され、宝塚全体を席巻しました。振り付けを担当した白井鐵造はその後も数々のレビュー作品を手がけ、宝塚のスタイルを確立した人物として知られています。この成功が、後の宝塚レビューの黄金時代への道を開きました。
宝塚歌劇団は1914年(大正3年)に初公演を行い、2024年に創立110周年を迎えました。現在は花・月・雪・星・宙の5組と専科で構成され、本拠地は兵庫県宝塚市の宝塚大劇場です。阪急電鉄の事業部門として運営されており、団員は阪急電鉄の従業員という位置づけです。未婚女性だけで構成されるという独自の体制は創設当初から変わっていません。
『モン・パリ』初演から62年後の1989年(平成元年)、宝塚歌劇団はこの日を「レビュー記念日」と制定しました。9月1日という日付に、日本のレビュー史の出発点を公式に記録し後世に伝えようとする意図があります。現在も宝塚は年間を通じて大劇場・東京宝塚劇場で公演を続け、100年以上にわたって培われたレビューの伝統を受け継いでいます。
参考リンク
9月1日の他の記念日
9月1日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)