望菜の日 (記念日 9月1日)
- 制定企業
- カゴメ株式会社
- 制定年
- 2016年(平成28年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 「望菜」=防災と同じ読み「ぼうさい」
- 本社所在地
- 愛知県名古屋市中区
- 代表商品例
- 野菜生活100、カゴメトマトジュースなど
災害が起きると、避難所の食事は炭水化物に偏りがちになります。東日本大震災時に宮城県内の避難所で行われた調査では、1日あたりのビタミンC摂取量が平均32mgと、必要量100mgの3分の1以下に落ち込んだことが報告されています。たんぱく質も平均44gと標準の55gを大きく下回り、栄養バランスの崩壊が深刻な問題となりました。阪神・淡路大震災でも、被災者が「一番食べたかったもの」として野菜を挙げたという記録が残っています。野菜の不足は便秘や免疫力の低下を引き起こし、調査では避難所で便秘になった人の割合が約4割に達したとも報告されています。ただでさえ体力を消耗しやすい避難生活において、野菜不足は身体的・精神的なダメージをさらに深刻にする要因となります。
9月1日は「防災の日」です。この日にあわせて、カゴメ株式会社が制定したのが「望菜の日」(ぼうさいの日)です。「望まれる野菜」を意味する「望菜」と「防災」の読みが重なることから生まれたこの記念日は、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。被災時の備蓄食料に「保存できる野菜」を加えてほしいというメッセージが、名前そのものに込められています。
カゴメ株式会社は愛知県名古屋市中区に本社を置き、調味食品・保存食品・飲料など幅広い食品の製造・販売を手がける企業です。「野菜生活100」「カゴメトマトジュース」「カゴメ野菜ジュース」「カゴメトマトケチャップ」「甘熟トマト鍋スープ」など、1日分・1食分の野菜摂取を意識した商品群を展開しています。これらの多くは常温で長期保存が可能であり、防災備蓄との親和性が高い商品です。
農林水産省は災害時の食料備蓄として、主食のほかに野菜ジュースや乾燥野菜なども備えることを推奨しています。缶詰やレトルト食品は熱量の補給に優れますが、ビタミンやミネラル、食物繊維の補給は別途考慮が必要です。野菜飲料や野菜スープなら常温保存ができ、調理なしでそのまま摂取できるため、ライフラインが途絶えた状況でも活用しやすいという利点があります。
「望菜の日」は、防災意識が高まる9月1日を契機に、日常の備蓄を見直す機会として位置づけられています。災害時の食事設計においてカロリーと同様に野菜の確保を意識することが、避難生活の健康維持に直結するという認識が、この記念日の制定を通じて広がっています。
9月1日の他の記念日
9月1日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)