くず餅の日 (記念日 9月2日)

くず餅の日
記念日の日付
9月2日
制定者
株式会社船橋屋
認定年
2021年(令和3年)
発酵期間
450日(15ヵ月)
消費期限
2日間
船橋屋創業年
1805年(文化2年)

450日間、ただひたすらに発酵させる。小麦澱粉(でんぷん)を乳酸菌によってじっくりと熟成させること15ヵ月——そうして生まれるのが、江戸時代から愛され続ける和菓子「くず餅」です。実はくず餅は、和菓子の中で唯一の発酵食品。発酵という工程を経ることで、あのほどよいやわらかさとしなやかな歯ざわりが生まれます。添加物を一切使わず、自然の乳酸発酵だけで熟成させるため、品質を均一に保つことが難しく、長期保存もできません。手間と時間をかけた450日の発酵が、たった2日の消費期限の中に凝縮されているのです。

消費期限は、わずか2日間。

そのくず餅の美味しさをより多くの人に伝えようと制定されたのが「くず餅の日」です。東京都江東区亀戸に本店を構え、くず餅・あんみつなどを製造・販売する株式会社船橋屋が制定し、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付は「く(9)ず(2)もち」と読む語呂合わせにちなんで、9月2日とされています。なお、くず餅という名称には「葛(くず)」の字が含まれていますが、実際には葛粉は使わず、小麦澱粉を発酵させて作る点が特徴です。関西で一般的な葛粉製のくず餅と名前は同じでも、製法も食感もまったく異なります。

船橋屋の歴史は古く、1805年(文化2年)、第11代将軍・徳川家斉の治世に江戸の亀戸天神参道で創業した老舗です。220年以上にわたって江戸・東京の人々に親しまれてきた店が、今も変わらぬ製法でくず餅を作り続けています。きな粉と黒蜜をかけていただくシンプルな食べ方も、素材そのものの風味を最大限に引き立てるためのもの。次の9月2日には、江戸から続く発酵の知恵が生んだくず餅を、ぜひ味わってみてください。

9月2日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 20.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)