ベッドの日(good sleep day) (記念日 9月3日)
- 制定者
- 全日本ベッド工業会
- 日付の語呂
- 9(グ)・3(スリ)→ グッスリ
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- ベッド普及率
- 2005年時点で約6割の世帯(全日本ベッド工業会調べ)
- 国産製造開始
- 1926年(大正15年)
日本人が布団からベッドに移行したのは、思いのほか最近のことです。全日本ベッド工業会の調べによると、2005年時点でようやく6割の世帯がベッドを使用するようになったとされています。それほど歴史の浅い「ベッド文化」の普及を後押しするため、同工業会は毎年9月3日を「ベッドの日(good sleep day)」と制定しました。
日付の由来は、英語の「good sleep day」を「グッスリ」と読み、「9(グ)」と「3(スリ)」の語呂に合わせたものです。ちょうどこの時期から秋の夜長が始まることも、日付選定の背景にあります。ベッドによる心地よい睡眠を広くアピールすることが目的で、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
ところで、「ぐっすり眠る」という表現の「ぐっすり」は英語の「good sleep」に由来するという説があります。語感が似ているため信じてしまいそうですが、実際には鎖国下の江戸時代の書物『黄表紙・即席耳学問』にすでに「すっかり」「十分に」の意味で「ぐっすり」が登場しており、英語に由来しない説が有力です。「good sleep day」との縁は偶然の一致かもしれません。
日本にベッドが持ち込まれたのは明治時代ですが、当初は病院・軍隊など特殊な環境か、舶来趣味の文脈にとどまっていました。本格的な国産ベッドの製造が始まったのは1926年(大正15年)で、イギリスでのベッド文化に感銘を受けた宇佐見竹治が日本の生活に合わせた洋式寝具の製造会社を創業したのが起点です。それから約80年かけて6割普及という数字は、文化の変容がいかにゆっくり進むかを示しています。
睡眠の質が健康に直結することは今や広く知られており、寝具選びへの関心も高まっています。ベッドの日は、快眠と寝具について改めて考えるきっかけとして機能する記念日です。
参考リンク
9月3日の他の記念日
9月3日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)