琉球もろみ酢の日 (記念日 9月3日)

琉球もろみ酢の日
制定者
もろみ酢公正取引協議会(沖縄県那覇市)
日付の由来
9(ク)と3(エン)で「クエン酸」の語呂合わせ
原料
泡盛の蒸留後に残るもろみ(かじじぇー)
主成分
クエン酸・アミノ酸類・有機酸類
認定
一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録

泡盛は沖縄を代表する蒸留酒ですが、その製造工程には知られざる副産物があります。黒麹菌を使って発酵・熟成させた「もろみ」を蒸留すると、お酒と同時に大量の液体が残ります。沖縄の言葉で「かじじぇー」と呼ばれるこの蒸留残液こそが、琉球もろみ酢の原料です。つまりもろみ酢は、泡盛づくりの現場から生まれた副産物を飲料として活かした、沖縄ならではの発酵文化の産物といえます。

一般的な食酢の主成分が酢酸であるのに対し、もろみ酢の主成分はクエン酸です。黒麹菌がもろみを発酵させる過程でクエン酸を大量に生産するため、搾り取った液体にはクエン酸が豊富に含まれています。さらにアミノ酸類や有機酸類も含まれており、栄養組成の観点からも注目されてきました。酢酸が主体の食酢に比べて刺激臭がほとんどなく、そのまま飲んでも胃にやさしいのが特徴です。

クエン酸は体内のエネルギー代謝に関わるクエン酸回路を支える成分で、疲労物質である乳酸の分解を助けるとされています。また抗酸化作用や腸内環境のサポートにも期待が寄せられており、沖縄県内では健康飲料として長年親しまれてきました。クエン酸をこれほど効率よく摂れる食品は珍しく、スポーツ後の疲労回復や日常的な健康管理を目的に愛飲する人も少なくありません。9月3日の「琉球もろみ酢の日」は、「9(ク)」と「3(エン)」の語呂合わせから「クエン酸」を連想させる日付として選ばれました。沖縄県那覇市の「もろみ酢公正取引協議会」が制定し、一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。泡盛の蒸留という一つの工程が生んだ沖縄独自のこのクエン酸飲料は、地元の食文化に深く根ざしながら、本土でも健康志向の高まりとともに認知度を上げてきました。

9月3日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 天恩日、母倉日
月齢 21.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)