秋の睡眠の日 (記念日 9月3日)
- 制定年
- 2011年(平成23年)
- 制定機関
- 睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)・日本睡眠学会
- 日付の由来
- 「ぐっ(9)すり(three=3)」の語呂合わせ
- 秋の睡眠健康週間
- 8月27日〜9月10日
- 春の睡眠の日
- 3月18日(春の睡眠健康週間:3月11日〜25日)
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、日本人の平均睡眠時間は1日7時間22分で、調査対象となった33カ国の中で最も短くなっています。最長の米国(8時間51分)との差は1時間半にもおよび、「眠れない国・ニッポン」の実態は国際的なデータにも明確に表れています。
こうした現状に危機感を持ち、睡眠への意識を高めることを目的に制定されたのが「秋の睡眠の日」(9月3日)です。制定したのは睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)で、日本睡眠学会と協力して2011年(平成23年)に定められました。9月3日という日付は「ぐっ(9)すり(three=3)」という語呂合わせに由来しています。世界睡眠医学協会が定めた3月の「世界睡眠の日」に合わせ、日本独自の睡眠の日として3月18日には「春の睡眠の日」も設けられており、秋と合わせて年2回の記念日が存在します。さらに、それぞれの睡眠の日を中心とした「春の睡眠健康週間」(3月11日〜25日)と「秋の睡眠健康週間」(8月27日〜9月10日)も設定され、講演会などのイベントを通じて睡眠に関する正しい知識の普及・啓発が行われています。
慢性的な睡眠不足は、意欲の低下や記憶力の減退など精神機能への影響にとどまらず、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも支障をきたします。肥満・糖尿病・脂質異常症といった生活習慣病のリスクを高めることも研究で明らかになっており、入眠困難や中途覚醒などの睡眠障害がある人は、糖尿病になるリスクが通常の1.5〜2倍になるとも報告されています。日本では4人に1人以上が何らかの睡眠障害を抱えているとされ、国民的な健康課題となっています。
理想とされる睡眠時間は1日約8時間。人生の約3分の1を睡眠が占めることを考えると、「何となく眠る」から「質を意識して眠る」への転換が求められます。就寝前のスマートフォン使用を控える、室温や照明を整える、規則正しい起床・就寝リズムを保つといった生活習慣の見直しが、睡眠の質の改善につながることが知られています。秋の睡眠の日は、忙しい日常の中で見落とされがちな睡眠の重要性を、あらためて立ち止まって考える機会として機能しています。
「十分眠れているか」という問いを、年に一度この日に自分自身に向けてみることが、健康な毎日への第一歩になるかもしれません。
9月3日の他の記念日
9月3日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)