串の日 (記念日 9月4日)

串の日
制定企業
株式会社味のちぬや(香川県三豊市)
日付の由来
「く(9)し(4)」の語呂合わせ
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
別の制定
新世界100周年実施委員会(大阪市・2010年)
串カツの発祥
大正末期〜昭和初期、大阪・新世界の立ち飲み屋台
串カツの特徴
薄切り牛肉に厚めの衣、二度づけ禁止のソース文化

大正末期から昭和初期にかけて、大阪・新世界の屋台や立ち飲み店で産声を上げた串カツ。薄切りの牛肉に厚めの衣をつけて揚げたひと口サイズの料理は、釜ヶ崎の肉体労働者たちが仕事終わりにさっと食べられる庶民の味として広まりました。箸もいらず、手軽につまめる串料理の魅力は、時代が変わっても変わることなく、今では全国の食卓やお祭りの屋台で親しまれています。

9月4日は「串の日」。香川県三豊市に本社を置き、冷凍食品の製造・販売を手がける株式会社「味のちぬや」が制定した記念日で、「く(9)し(4)」という語呂合わせが由来となっています。運動会やお祭り・各種イベントが多いこの季節に、串ものをもっと気軽に楽しんでほしいという願いが込められており、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。なお、2010年(平成22年)には大阪市の新世界100周年実施委員会も独自に「串の日」を制定しており、串文化への注目が各地で高まっていることがわかります。

串料理の最大の魅力は、その手軽さにあります。食材がひと口サイズにカットされ、串に刺さった状態で提供されるため、箸を使わずに片手でつまめます。屋外のイベント会場や縁日の屋台、スタジアムの観客席など、テーブルも箸置きもない場所でも気軽に食べられる点が、老若男女を問わず愛され続ける理由のひとつです。焼き鳥・焼きとん・串カツ・串揚げ・みたらし団子・焼きとうもろこしまで、串に刺さった食べ物の種類は実に多彩で、日本の食文化に深く根付いています。

串カツの衣については、関西では薄力粉・溶き卵・パン粉の順に付けて揚げるスタイルが主流で、衣は薄めに仕上げるのが特徴とされます。大阪の串カツ専門店では「二度づけ禁止」というルールが有名で、共用のソースに串を二度浸けることを禁じた店のマナーが文化として定着しました。このルールは衛生面への配慮から生まれたもので、今では大阪名物の一つとして観光客にも広く知られています。

「味のちぬや」が手がける冷凍串カツは、量販店やコンビニエンスストア、外食産業を通じて全国に流通しています。家庭でも手軽に本格的な串カツを楽しめるよう、電子レンジやトースターで調理できる商品も展開されており、屋台の味を日常の食卓に届ける役割を担っています。

9月4日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 天恩日、巳の日
月齢 22.4(下弦の月)

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)