スライドシャフトの日 (記念日 9月6日)

スライドシャフトの日
制定者
株式会社YSK(大阪府八尾市)
認定年
2020年(令和2年)
日付の由来
公差域クラス「g6」が「96」に見える+「シャフト」の50音番号合算が96
YSK設立年
1966年(昭和41年)6月
主な製品
スライドシャフト・リニアブッシュ・台形ネジ軸など直動部品

「g6」という記号をご存知でしょうか。これはJIS規格における公差域クラスの表記で、スライドシャフトにおける一般的な寸法許容差を示すものです。この「g6」が数字の「96」に見えることと、「シャフト」の各文字を50音順に並べたときの番号(シ=12、ヤ=36、フ=28、ト=20)を合算するとちょうど「96」になることを組み合わせて、9月6日が「スライドシャフトの日」と定められました。数字遊びのようでいて、製造業の精密さへのこだわりが感じられる、なんとも工業系らしい発想です。

「スライドシャフト」とは、産業機械やロボットの直線運動・上下運動を担う部品で、いわば「動きの軸」ともいえる存在です。精密な加工が求められるため、寸法のわずかな誤差(公差)が製品の性能を左右します。私たちの日常からは見えにくい部品ですが、工場の自動化や産業用ロボットの普及が加速する現代においては、あらゆる生産ラインを陰から支える重要な役割を果たしています。

この記念日を制定したのは、大阪府八尾市に本社を置く株式会社YSKです。1966年(昭和41年)6月に設立されたYSKは、1本のシャフト造りからスタートした会社で、60年近くにわたって直動部品の製造に取り組んできました。現在では、リニアシャフト・スライドシャフトをはじめ、駆動軸、リニアブッシュ、台形ネジ軸・ナットなど多様な製品を独自技術で手がける総合エンジニアリング企業として成長しています。

記念日の目的は、スライドシャフトそのものの認知度を高め、直動部品業界全体を盛り上げていくことです。製造業の基盤を支える部品でありながら、一般にはほとんど知られていないスライドシャフト。その存在を広く社会に知ってもらうことで、業界全体の活性化につなげたいという思いが込められています。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。ものづくりの現場では、1ミクロン単位の精度が品質の差を生みます。スライドシャフトの「g6」という公差クラスは、そうした精密加工の世界を象徴する記号です。普段意識することのない工業部品に目を向けてみると、私たちの生活を支える製造業の奥深さと、それを担う技術者たちの仕事へのこだわりが見えてきます。

9月6日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 一粒万倍日、天恩日、母倉日
月齢 24.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)