岩室温泉・黒湯の日 (記念日 9月6日)

岩室温泉・黒湯の日
所在地
新潟県新潟市西蒲区
泉質
含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉
泉温
52.2℃
開湯
300年以上前(雁が傷を癒した伝説に由来)
記念日制定
2022年(令和4年)認定・登録
制定者
岩室温泉旅館組合

鳥の雁(がん)が羽根の傷を温泉で癒しているところを、ある人が偶然に発見した——岩室温泉の開湯伝説です。その温泉は古くから「霊雁(れいがん)の湯」と呼ばれ、傷を癒す霊験あらたかな湯として人々に伝えられてきました。開湯から300年以上の歳月が経った今も、新潟市西蒲区に位置する岩室温泉は「新潟の奥座敷」として多くの湯治客を迎え続けています。岩室温泉の最大の特徴は「黒湯」と呼ばれる独特の湯色にあります。これは硫黄と鉄が結合してできた硫化鉄の細かい粒子が、湯口や湯船に付着することで生まれる現象です。泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉で、泉温は52.2℃。切り傷や冷え性、アトピー性皮膚炎などへの効能が知られており、とりわけ「湯上りの肌がつるつるになる」と評判で、美肌の湯としても広く親しまれています。温泉街には立ち寄り湯や足湯も整備されており、宿泊客だけでなく日帰り訪問者も気軽に黒湯の恵みを体感できます。

岩室温泉は北国街道沿いに位置し、江戸時代には弥彦神社参拝の旅人が立ち寄る宿場としても栄えました。弥彦山のふもとに広がる静かな温泉街は、越後の風土と歴史を今に伝える場所です。現在も旅館が軒を連ね、黒湯を引いた浴場で昔ながらの湯の恵みを体験することができます。

9月6日の「岩室温泉・黒湯の日」は、「く(9)ろ(6)」という語呂合わせにちなんで岩室温泉旅館組合が制定し、2022年(令和4年)に記念日として認定・登録されました。黒湯の科学的な成因と300年以上にわたる歴史、そして地域の誇りを広く発信しようという想いが、この記念日には込められています。

9月6日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 一粒万倍日、天恩日、母倉日
月齢 24.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)