国際識字デー (記念日 9月8日)
- 制定機関
- UNESCO(国連教育科学文化機関)
- 日付の由来
- 1965年9月8日、テヘランでの世界文相会議でパーレビ国王が識字教育への支出を提案
- 英語表記
- International Literacy Day(ILD)
- 世界の非識字成人人口
- 約7億7000万人以上(UNESCO推計)
- 非識字者に占める女性の割合
- 約63%
- 世界の成人識字率
- 約86〜87%(若年層は約93%)
世界には今なお、7億7000万人以上の成人が文字を読めない。読めない、書けないというだけで、仕事を選べず、契約書を理解できず、子どもに勉強を教えることもできない。識字とは単なる技能ではなく、社会に参加するための基盤そのものです。9月8日は「国際識字デー(International Literacy Day)」。国連教育科学文化機関(UNESCO)が制定した国際デーの一つです。1965年のこの日、イランのテヘランで開かれた世界文相会議において、イランのパーレビ国王が軍事費の一部を識字教育に充てることを提案しました。この提案を記念して設けられた日が、国際識字デーです。
UNESCOのデータによると、世界の成人識字率はここ数十年で着実に向上しており、現在は約86〜87%に達しています。若年層(15〜24歳)に限れば、識字率は約93%まで高まっています。それでも、識字率の恩恵を受けられていない人々が数億人規模で存在します。
特に深刻なのは地域格差とジェンダー格差です。ヨーロッパや東アジアでは識字率が9割を超える一方、サハラ以南のアフリカでは約7割にとどまる国も少なくありません。また、読み書きのできない成人のうち約63%が女性とされており、貧困・慣習・紛争が複合的に絡み合い、女性や女子が教育から遠ざけられる構造が続いています。
日本では義務教育の普及により識字率はほぼ100%とされていますが、外国にルーツを持つ人々の日本語習得支援や、高齢者・障害者の読み書き支援など、国内にも課題がないわけではありません。国際識字デーは、世界の現状に目を向けるとともに、「文字を読める」ことの意味を改めて問い直す機会でもあります。
参考リンク
9月8日の他の記念日
9月8日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)