「明治」改元の日 (記念日 9月8日)
- 改元年月日
- 1868年8月27日(慶応4年/明治元年)
- 天皇
- 睦仁親王(明治天皇)
- 元号の出典
- 中国の経典『易経』
- 候補回数
- 江戸時代8回、和暦10回(11度目で採用)
- 同時制定の制度
- 一世一元の制
- 明治天皇の在位
- 1868〜1912年(44年間)
「明治」という元号は、江戸時代だけで8回、和暦では10回も改元の候補に挙がりながら採用されなかった言葉です。11度目にしてようやく選ばれたのが、1868年(慶応4年)8月27日のことでした。睦仁(むつひと)親王が前年の1867年1月9日に践祚(天皇の地位を受け継ぐこと)し、この日に即位式をあげて「明治」と改元されました。
「明治」の出典は、中国儒教の経典『易経』にある「聖人南面而聴天下、嚮明而治」という一節です。「聖人が北極星のように顔を南に向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に向かって治まる」という意味を持ちます。長く候補に挙がり続けながら採用されなかった言葉が、時代の転換点でようやく日の目を見た格好です。
この改元と同時に定められたのが、「一世一元の制」です。新天皇の即位時に改元し、天皇の在位中は元号を変えないという原則で、それ以前は災害・疫病・天変地異・吉祥など様々な理由によって在位中にも改元が繰り返されており、天皇一代で複数の元号が存在することは珍しくありませんでした。たとえば江戸時代の光格天皇は在位中に「天明」「寛政」「享和」「文化」の四つの元号をまたいでいます。明治天皇自身は1912年(明治45年)まで44年間在位し、一世一元の制の下で元号が変わらなかった最初の天皇となりました。明治改元は元号の運用そのものを根本から変えた画期であり、現在の「令和」まで続く一世一元の制は、1868年のこの日に始まったものです。同じく改元が行われた「大正」(7月30日)「昭和」(12月25日)「平成」(1月8日)「令和」(5月1日)の各記念日と合わせて、近代日本の元号の歴史を通観することができます。
参考リンク
9月8日の他の記念日
9月8日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
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