クータ・バインディングの日 (記念日 9月8日)
- 制定者
- 株式会社渋谷文泉閣
- 本社所在地
- 長野市
- 日付の由来
- 「ク(9)ータ」「バ(8)インディング」の語呂合わせ
- 特徴
- 180度フラットに開ける製本構造
- 適した書籍
- 楽譜・料理本・図鑑など
本のページを開いたまま保持できる製本技術「クータ・バインディング」の記念日は、9月8日に設定されています。「ク(9)ータ」「バ(8)インディング」という語呂合わせにちなんで、長野市に本社を置く株式会社渋谷文泉閣が制定し、日本記念日協会に登録されました。料理本や楽譜など、作業中に両手を使う場面で特に重宝される製本方式です。クータ・バインディングの核心は、本の背と表紙の間に「クータ」と呼ばれる空洞の筒状パーツを挟み込む構造にあります。この空洞部分がクッションの役割を果たし、ページを開いた状態で本を平置きにしても背が割れず、自然にフラットな状態を保ちます。通常の製本では開きっぱなしにすると背が傷みますが、クータ・バインディングはその問題を根本から解決しています。
渋谷文泉閣はこの技術の開発と普及に長年取り組んできた会社です。一般的な無線綴じや糸綴じとは異なる製法のため加工に手間がかかりますが、それだけに耐久性も高く、楽器奏者や料理研究家など日常的に本を広げたままにする職業の人々から支持されています。大型の図鑑や画集、楽譜集など重くて厚みのある本にも採用されており、長期間使用しても背が破損しにくい点が評価されています。
活用シーンは料理レシピ本、手芸・工芸の作業手順書、語学学習テキストや楽譜集など、手を動かしながら参照するタイプの書籍に特に向いています。電子書籍が普及する一方で、紙の本ならではの「手を止めずに読める」利便性を追求した製本技術として、クータ・バインディングは独自の需要を保ち続けています。同製法を採用した書籍は、書店やオンラインショップで「開きやすい本」として案内されることもあります。
参考リンク
9月8日の他の記念日
9月8日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)