救急の日 (記念日 9月9日)

救急の日
制定年
1982年(昭和57年)
制定機関
厚生省(現:厚生労働省)・消防庁
年間救急出動件数
772万件超(2024年・3年連続過去最高)
現場到着時間(全国平均)
約9.8分
救急安心センター相談窓口
#7119
救急医療週間
9月9日を含む1週間

2024年(令和6年)、全国の救急車の出動件数は772万件を超え、3年連続で過去最高を更新した。1日平均2万1,000件以上、およそ4秒に1回のペースで救急車が出動している計算になる。救急の日(9月9日)は、こうした救急医療の現状を広く知ってもらうために設けられた記念日である。

救急の日は1982年(昭和57年)、厚生省(現:厚生労働省)と消防庁が制定した。日付は「きゅう(9)きゅう(9)」という語呂合わせに由来する。救急業務や救急医療に対する国民の正しい理解と認識を高め、救急医療関係者の意識向上を図ることが主な目的だ。この日を含む1週間は「救急医療週間」と定められており、全国各地でさまざまな啓発活動が展開される。

救急医療週間中は、厚生労働省・消防庁・都道府県・市町村・全国消防長会・日本医師会・日本救急医学会などの関係機関が連携し、応急手当の体験会や救急処置の講演会を開催する。救急車の適切な利用方法やAED(自動体外式除細動器)の使い方、心肺蘇生法(CPR)の実技講習なども各地で実施される。パネル展示やポスター掲示による情報提供も広く行われる。

救急車の現場到着にかかる時間は、全国平均で約9.8分(2022年データで初めて10分超えを記録した年もある)。出動件数が増加するほど、近くにいる救急車がすでに出払っている可能性が高まり、遠くから向かわざるを得なくなる。一刻を争う心筋梗塞や脳卒中の現場では、この数分の差が生死を分けることもある。

搬送された人のうち、軽症(外来診療で対応可能な程度)と判断されたケースは全体の約半数を占めるというデータもある。「救急車を呼ぶべきか迷ったとき」に活用できる電話相談窓口として、「#7119(救急安心センター事業)」が全国の多くの地域で整備されている。症状を伝えると看護師や医師などが相談に応じ、救急受診の必要性を一緒に判断してくれる。救急の日は、救急車を「いざというときに確実に使える社会資源」として守るための意識を改めて考える機会でもある。応急手当の知識を身につけておくことも、自分自身や周囲の人を助ける力になる。地域の消防署や自治体が開催する講習会への参加も呼びかけられている。

9月9日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 母倉日
月齢 27.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)