手巻寿司の日 (記念日 9月9日)

手巻寿司の日
制定者
石川県七尾市の株式会社スギヨ
日付の由来
「く(9)るく(9)る」の語呂合わせ
スギヨの創業
1640年(約380年の歴史)
カニカマの発明
1972年、世界初のカニ風味かまぼこ「かにあし」を発売
カニカマ誕生の意外な起源
人工クラゲ研究の副産物

9月9日は「手巻寿司の日」。石川県七尾市に本社を置く株式会社スギヨが制定した記念日で、「く(9)るく(9)る」という語呂合わせから、手巻寿司をくるくると巻く動作を表す日として定められました。一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。

スギヨは1640年創業という約380年の歴史を持つ水産加工食品メーカーです。同社が世界に誇る発明のひとつが、1972年に発売した世界初のカニ風味かまぼこ「かにあし」、いわゆるカニカマです。その開発のきっかけはカニとはまったく関係なく、「人工クラゲ」の研究だったというのが面白いところです。中国からのクラゲ輸出禁止を受けて代替品の開発を試みるなかで、かまぼこを繊維状に加工した食感がカニの身に似ていると気づいたことが、カニカマ誕生のきっかけとなりました。失敗から生まれた食品が、半世紀以上にわたって食卓に欠かせない定番食材になるとは、当時の開発者も想像していなかったでしょう。

そのスギヨが「手巻寿司の日」を制定したのは、カニカマが手巻寿司の具材として親しまれていることと無関係ではありません。この日を記念して、手巻寿司に欠かせない海苔とカニカマを使ったレシピを募集するキャンペーンが実施されるなど、カニカマを通じて手巻寿司文化を広める取り組みが続けられています。

手巻寿司の具材は実にバラエティ豊かです。マグロやサーモン、海老といった定番の魚介類から、きゅうり・アボカド・たくあんといった野菜系、さらに卵焼きやツナ、納豆まで、家庭の数だけレパートリーがあると言っても過言ではありません。好みの具材を自分でくるくると巻く作業は、大人はもちろん子どもにとっても楽しい体験で、食卓をにぎやかにしてくれます。パーティーやお祝いの席でも人気が高く、大皿に盛られた具材を囲んで各自が巻くスタイルは、自然と会話を生む食べ方でもあります。

9月9日は「重陽の節句」でもあり、菊の節句として古くから長寿や無病息災を願う日とされてきました。縁起のよい日に家族が食卓に集まり、くるくると手巻寿司を楽しむ——スギヨが込めた「アットホームな日に」という願いにぴったりな過ごし方と言えます。

9月9日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 母倉日
月齢 27.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)