救缶鳥の日 (記念日 9月9日)

救缶鳥の日
制定企業
株式会社パン・アキモト
誕生日
2009年(平成21年)9月9日
賞味期限
3年
種類
13種類
国際支援実績
70万食以上(アフリカ・アジア等)
記念日登録
2016年(平成28年)、日本記念日協会

賞味期限が残り1年になった缶詰を回収し、被災地や食糧難の地域へ届ける。購入者が備蓄した非常食が、世界のどこかの誰かの命をつなぐ食料になる——そんな仕組みを実現したのが、栃木県那須塩原市の株式会社パン・アキモトが手がける「救缶鳥(きゅうかんちょう)」です。「救缶鳥」は、缶の中にふわふわのパンが入った賞味期限3年の保存食です。特殊な製法によってパン本来の柔らかさとおいしさを保ちながら長期保存を実現しており、フルーツやチョコレートなど13種類のフレーバーが揃っています。その起源は1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災です。甚大な被害を目の当たりにしたパン・アキモトが、避難所でも安心して食べられるパンを届けたいという思いから開発をスタートさせました。

「救缶鳥」という名称とプロジェクトが本格的に動き出したのは2009年(平成21年)9月9日のことです。この商品の特徴的な点は、備蓄と支援を一体化させた仕組みにあります。購入者が缶詰を備蓄し、賞味期限の残り1年が近づくと回収の案内が届きます。集まった缶詰は廃棄されることなく、国内外の被災地や食糧難に直面した地域へ輸送されます。

これまでの活動実績は数字からも明らかです。新潟県中越地震・東日本大震災・熊本地震・広島や福岡の豪雨被害など、国内の被災地へ約15万食を届けてきました。国際的には、フィリピン豪雨被害、ハイチ地震、ネパール大地震の被災地のほか、ジンバブエ・タンザニア・コートジボワールなど食糧難が深刻な国々へ約70万食以上を支援しています。近年はロシアのウクライナ侵攻で生じた避難民への支援にも取り組んでいます。

こうした活動が評価され、環境省が主催する「グッドライフアワード」では第5回(2016年度)の環境大臣賞最優秀賞を受賞しました。同年、一般社団法人・日本記念日協会により9月9日が「救缶鳥の日」として認定・登録されています。「買って備えて、救う食」という考え方は、個人の防災意識と社会貢献をつなぐ取り組みとして、今も広がり続けています。

9月9日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 母倉日
月齢 27.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)