日本の食文化・燻製(スモーク)の日 (記念日 9月9日)

日本の食文化・燻製(スモーク)の日
制定年
2020年
制定者
株式会社ヒラオ
本社所在地
大阪府寝屋川市
創業年
1957年
語呂合わせ
モク(9)モク(9)

煙で食材を燻す調理法は、単なる香り付けではなく、食材の保存性を大幅に高める生活の知恵です。古代から世界中で用いられてきた燻製は、塩漬けや乾燥と並ぶ重要な食品保存法として、人類の食卓を支えてきました。その歴史は極めて古く、14世紀にはヨーロッパで商業的に行われるようになり、1430年頃にはイギリスのヤーマウスでニシンの燻製品が特産品として確立されていました。

日本にも燻製の文化は古くから根付いています。カツオ節やいぶりがっこなど、燻煙によって風味と保存性を兼ね備えた食品は、日本の食卓に欠かせない存在です。これらの食べ物は、単に食べ物ではなく、日本の食文化そのものを象徴しています。

燻製が現在の形で定着したのは、1957年に大阪府寝屋川市で株式会社ヒラオが創業した時期です。同社は北海道産のサーモンを燻製した商品を皮切りに、現代の日本人の食卓に合わせた燻製食品の製造・販売を展開してきました。スモークサーモンや各種海鮮の燻製は、洋食の食卓でも和食の食卓でも愛される存在となっています。

2020年、ヒラオは9月9日を「日本の食文化・燻製の日」として制定しました。この日付には、燻製を作る際に立ち上る燻煙をイメージした「モク(9)モク(9)」という語呂合わせが込められています。9という数字の形も、煙が立ち上る様子を連想させるものとされています。

燻製という調理法をブームで終わらせず、日本の食文化の一つとして継続的に根付かせること。そして、燻製文化を通じて魚介類の消費拡大につなげることが、この記念日の目的です。実際、スモークサーモンをはじめとした燻製食品の市場は年々拡大しており、家庭での燻製作りも人気が高まっています。

燻製食品は高タンパクの食材に燻煙の香りが深く染み込むことで、独特の風味が生まれます。同時に、燻煙に含まれる成分には静菌性と抗酸化性があり、食材の品質を長期間保つことができます。この科学的な特性と、古来からの調理の知恵が組み合わさった食べ物なのです。

9月9日には、燻製文化の素晴らしさを改めて認識し、様々な燻製食品を味わってみてはいかがでしょうか。日本の伝統食文化の奥深さを感じることができるはずです。

9月9日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 母倉日
月齢 27.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)