屋外広告の日 (記念日 9月10日)

屋外広告の日
改正年月日
1973年9月10日
制定者
全日本屋外広告業団体連合会
制定年
1974年
原法制定
1949年
新制度
屋外広告業者届出制度

街中を行き交う看板やポスター、駅前の広告塔の数々。これらを制作・施工する仕事は、1973年までは法的に明確な定義を持たない曖昧な業界でした。屋外広告業者の届出制度が創設されたこの日を記念して、1974年に屋外広告の日が制定されました。

屋外広告物法は、戦後の1949年に都市景観と公共の安全を守るため制定された法律です。昭和20年代から50年代にかけて、日本の経済成長に伴う急速な都市化により、屋外広告が街中に爆発的に増加していました。ビルの壁面、駅前広場、商店街の路面まで、あらゆる場所に看板が立ち並ぶようになり、景観の悪化と違法広告の問題が深刻化したのです。1973年9月10日の改正は、こうした市場の急速な拡大に対応し、業界全体の秩序を整備するための重要な転機となったのです。

改正により、屋外広告業が初めて明確に定義づけられ、業者の届出制度が創設されました。同時に簡易除却の対象拡大も行われ、違法な広告物への対応体制が強化されました。

1974年、全日本屋外広告業団体連合会がこの改正を記念して屋外広告の日を制定しました。以降、毎年9月10日の前後には業界団体による啓発活動が行われています。現在、屋外広告物は景観条例とも連携しながら各都道府県で管理されており、街の安全で美しい環境を保つための重要な役割を果たしています。屋外広告業者は、デザインの美しさと地域の景観調和の両立を目指す専門職として認識されるようになったのです。

日常生活では目に入っても意識することは少ない屋外広告ですが、その背後には長年の法整備、各自治体の条例、そして業者の工夫と配慮があります。看板を見かけるたびに、それを支える法制度と業者の専門的な工夫に思いを寄せるのも面白いかもしれません。

9月10日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 大明日
月齢 28.4

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)