キューテンの日(Q10の日) (記念日 9月10日)
- 発見年
- 1957年(ウィスコンシン大学・クレイン博士)
- 体内総量
- 約1〜2g
- ピーク年齢
- 20歳前後、以降加齢とともに減少
- 心臓での減少
- 40代で約3割減、80代で約5割減
- 主な食品源
- 肉類・魚介類(サバ・イワシ・マグロ等)
- 制定企業
- 資生堂薬品株式会社
人間の体内に存在するコエンザイムQ10は、1957年にアメリカのウィスコンシン大学でフレデリック・クレイン博士が牛の心筋ミトコンドリアから単離した物質です。細胞のエネルギー産生に欠かせない補酵素として発見されたこの成分は、その後の研究で健康・美容の両面から注目を集めるようになりました。コエンザイムQ10は全身の細胞のミトコンドリアに存在し、生命活動のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)の産生を担う電子伝達系で中心的な役割を果たしています。心臓・肝臓・腎臓など代謝が活発な臓器に特に多く含まれており、体内総量は約1〜2gと推定されています。
体内のコエンザイムQ10量は20歳前後をピークに加齢とともに減少します。心臓では40代で20代比約3割減、80代では5割減に達するとされています。この減少が細胞のエネルギー産生効率の低下や酸化ストレスへの抵抗力の衰えと関連すると考えられています。
食事からの摂取源としては、牛・豚・鶏などの肉類、サバ・イワシ・マグロなどの魚介類が代表的です。大豆油やナタネ油、ナッツ類にも含まれますが、食事からの一日平均摂取量はデンマークの調査で3〜5mgと推定されており、体内での必要量を食事のみで補うことは難しい面があります。
抗酸化作用の面では、コエンザイムQ10は脂溶性の抗酸化物質として細胞膜や血中リポタンパクの酸化を防ぐ働きを持ちます。資生堂薬品による研究では、コエンザイムQ10を4週間摂取したところ皮膚内部から放出される加齢臭の原因物質「ノネナール」の濃度が20〜30%低下したことが確認されています。
9月10日は「キュー(9)テン(10)」の語呂合わせから「キューテンの日(Q10の日)」として資生堂薬品株式会社が制定し、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。コエンザイムQ10の正しい知識を広め、その普及を図ることが目的です。
参考リンク
9月10日の他の記念日
9月10日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)