マラソンの日 (記念日 9月12日)
- 起源の出来事
- 紀元前490年 マラトンの戦い
- 第1回マラソン競走
- 1896年 第1回アテネ五輪
- 正式距離
- 42.195km(26マイル385ヤード)
- 距離の由来
- 1908年ロンドン五輪・王妃の要望
- 女性初の公式完走
- 1967年 キャサリン・スウィッツァー
- 女性参加の公式認定
- 1972年 ボストンマラソン
紀元前490年のこの日、ペルシャ軍との戦いに勝利したアテネの兵士フェイディピデスが、マラトンからアテネまでの約40kmを走り抜き、勝利を告げてその場に倒れ絶命したとされています。この伝説が、近代オリンピックに「マラソン競走」という種目を生み出しました。
1896年(明治29年)にアテネで開かれた第1回近代オリンピックでは、この故事を偲んでマラトン平原からアテネ競技場までの約40kmのコースが設定され、史上初のマラソン競走が行われました。第7回オリンピック(1920年)まで距離に厳密な統一基準はなく、「約40km」であればよいとされていましたが、1924年の第8回パリオリンピックから規格の統一が検討されました。
現在の42.195kmという距離が採用された背景には、1908年のロンドンオリンピックにまつわる逸話があります。当初の予定コースは26マイル(約41.8km)でしたが、王妃アレクサンドラが「バルコニーから見えるようスタートを宮殿の庭に」と要望したため385ヤードが加わり、26マイル385ヤード=42.195kmという距離が生まれました。この距離がパリ五輪で正式採用され、現在に至ります。
マラソンの歴史には、女性たちの闘いも刻まれています。20世紀初頭まで、女性はマラソンへの参加を禁じられていました。1967年のボストンマラソンで、キャサリン・スウィッツァーは「K.V.スウィッツァー」と性別を隠してエントリーし、公式ゼッケンを取得してスタートラインに立ちました。レース途中、女性だと気づいた大会役員が彼女のゼッケンを剥ぎ取ろうと飛びかかりましたが、スウィッツァーは仲間に守られながら走り続け、見事完走を果たしました。この瞬間を捉えた写真はのちにライフ誌「世界を変えた100枚の写真」に選出されています。この出来事が社会的な注目を集め、1972年、ボストンマラソンはついに女性参加を正式に認めました。
一人の兵士の最後の走りから始まったマラソンは、オリンピックを経て距離が定まり、女性たちが道を切り開き、今日では世界中の市民が参加する最も身近な長距離競走となっています。
9月12日の他の記念日
9月12日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)