世界法の日 (記念日 9月13日)
- 制定年
- 1965年(昭和40年)
- 宣言された会議
- 法による世界平和第2回世界会議
- 開催地
- アメリカ・ワシントンD.C.
- 提唱の発端
- 1961年 東京のアジア会議
- 参加規模
- 115か国・約2,500名
- 日本の「法の日」
- 毎年10月1日(1960年制定)
戦争や紛争が絶えない国際社会において、「法の支配」によって平和を築こうという理念は、20世紀後半に大きな潮流となりました。9月13日の「世界法の日」は、その理念を世界に宣言した歴史的な節目として制定された記念日です。
この記念日の歴史は、1961年(昭和36年)に日本・東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」にさかのぼります。同会議において、国際間に「法の支配」を徹底させることで世界平和を実現しようという提唱がなされ、「世界法の日」の制定が議題に上りました。その後、1963年(昭和38年)にギリシャ・アテネで開かれた「法による世界平和第1回世界会議」において正式に可決され、機運が高まっていきました。
そして1965年(昭和40年)9月13日から20日にかけて、アメリカ・ワシントンD.C.で「法による世界平和第2回世界会議」が開催されます。この会議には115か国からおよそ2,500名もの参加者が集い、9月13日を「世界法の日(World Law Day)」とすることが高らかに宣言されました。当時のリンドン・B・ジョンソン米大統領がWorld Law Day宣言に署名したことでも知られており、国際社会における「法の支配」の確立に向けた強いメッセージとなりました。
「世界法の日」が掲げる精神の核心は、国家間の争いを力ではなく法によって解決するという考え方です。20世紀には二度の世界大戦が起き、冷戦構造のもとで核の脅威が現実のものとなっていた時代背景のなかで、法を通じた平和という理念は国際社会に切実に求められていました。国連憲章の精神とも深く共鳴するこの考え方は、国際法の整備や国際司法機関の役割強化につながる基盤ともなっています。
なお、記念日の名称は「世界の法の日」とも表記されます。日本では、これとは別に1960年(昭和35年)から10月1日を「法の日」と定めており、法の重要性を広く国民に伝える取り組みが続けられています。「世界法の日」と「法の日」、ふたつの記念日は、国際社会と日本それぞれの視点から、法の持つ力と平和への願いを静かに伝えています。
9月13日の他の記念日
9月13日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)