コスモスの日 (記念日 9月14日)
- 日付
- 9月14日(ホワイトデーから半年後)
- 原産地
- 熱帯アメリカ(メキシコ)
- 日本渡来
- 1887年(明治20年)頃
- 漢字表記の起源
- 山口百恵『秋桜』(1977年)
- 花言葉
- 愛情・少女の純真・真心・調和
- 名前の語源
- ギリシャ語「コスモ」(宇宙の秩序)
「コスモス」という名前は、ギリシャ語で「宇宙の秩序」を意味する「コスモ」に由来しています。対義語はカオス(混沌)。秩序をもつ完結した世界体系としての宇宙を指すラテン語であり、その名がこの花に与えられたのは、整然と並ぶ花びらの美しさゆえとも言われています。原産は熱帯アメリカで、メキシコからスペインへと渡り、マドリード王立植物園に送られた際に命名されました。
コスモスの日は、3月14日のホワイトデーからちょうど半年後にあたる9月14日に設けられています。プレゼントにコスモスを添えて交換し合い、互いの愛を確かめる日とされていますが、制定した団体や経緯の詳細は明らかになっていません。
日本へは1887年(明治20年)頃に渡来したとされ、ピンク・白・赤などさまざまな色の花を秋に咲かせます。秋の季語としても親しまれており、花言葉は「愛情」「少女の純真」「真心」「調和」。一般的に知られるのは8枚の花びらをもつ細面の姿ですが、品種は非常に多様で、花びらが幾重にも重なる八重咲きや、チョコレートのような香りと濃い赤褐色が特徴的なチョコレートコスモス、さらには白から濃桃まで色が変化するピコティ系など、観賞用途に応じた品種改良が進んでいます。北海道・滝川市の「たきかわコスモスロード」や埼玉県・巾着田のコスモス群生地など、各地に名所が点在し、秋の行楽シーズンには多くの観光客が訪れます。
漢字表記の「秋桜」が広く定着したのは、1977年(昭和52年)にリリースされた山口百恵の楽曲『秋桜』がきっかけです。さだまさしが作詞・作曲したこの曲の中で「秋桜」と書いて「コスモス」と読む表現が使われ、大ヒットとともにその読み方が日本語に自然に根付きました。植物学的な名称よりも、一曲の楽曲が言葉のイメージを塗り替えた稀な例です。
9月14日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)