国際民主主義デー (記念日 9月15日)
- 制定年
- 2007年(国連総会決議)
- 日付
- 9月15日
- 英語名
- International Day of Democracy
- 語源
- ギリシア語「demos」+「kratia」
- 演説との関連
- リンカーン「ゲティスバーグ演説」(1863年)
- 日本への影響
- 日本国憲法前文にゲティスバーグ演説の一節が反映
「人民の、人民による、人民のための政治」——アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンが1863年のゲティスバーグ演説で語ったこの言葉は、今も民主主義の本質を表すものとして世界中で引用されています。その民主主義を改めて世界全体で考える日として、国連総会が2007年(平成19年)に制定したのが、9月15日の国際民主主義デーです。英語名は「International Day of Democracy」。国連は全加盟国と関係組織に対し、毎年適切な方法でこの日を記念するよう促しており、年ごとにテーマを設けてイベントや議論が世界各地で行われます。
「民主主義」を意味する英語の「democracy(デモクラシー)」は、古代ギリシア語に由来します。「人民・民衆」を指す「demos」と「権力・支配」を意味する「kratia」を組み合わせた「demokratia」が語源で、「人民権力」「民衆支配」という概念です。政体を指す場合は「民主政」、制度を指す場合は「民主制」とも訳され、貴族制・寡頭制・独裁制・専制・全体主義などと対比されます。
日本との接点も深いところにあります。第二次世界大戦後、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサー(1880〜1964年)が日本占領の指揮を執った際、ゲティスバーグ演説の「人民の、人民による、人民のための政治」という一節を日本国憲法の草案前文に織り込みました。その文章は和訳のうえ現行の日本国憲法前文の一部として残っており、リンカーンの言葉が太平洋を渡って日本の最高法規に刻まれるまでには、1世紀以上の歴史が積み重なっています。国連広報センターは毎年9月15日に事務総長メッセージを発表しており、投票権の保障から表現の自由、情報へのアクセスまで、民主主義が機能するための条件を世界に問い続けています。
9月15日の他の記念日
9月15日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)