ひじきの日 (記念日 9月15日)
- 制定年
- 1984年(昭和59年)
- 制定者
- 三重県ひじき協同組合
- 日付の由来
- 旧・敬老の日(9月15日)と長寿伝承
- ひじき祭り開始
- 1985年(昭和60年)
- カルシウム含有量
- 乾燥100g当たり約1,400mg(牛乳の約10倍)
- 主な産地
- 三重県(伊勢製法が流通の8割以上)
「ひじきを食べると長生きする」という言い伝えが、この記念日の出発点です。三重県ひじき協同組合が1984年(昭和59年)に制定した「ひじきの日」は、当時の敬老の日だった9月15日に設けられました。高齢化社会に向けて「単に長生きするだけでなく、健康に長生きしてほしい」という願いが込められており、その象徴として長寿食のひじきが選ばれました。
同組合は翌1985年(昭和60年)から「ひじき祭り」を毎年開催しています。周辺市町村の敬老会や福祉施設に伊勢ひじきを寄贈するほか、記念日当日は伊勢・おかげ横丁で全国から訪れる観光客に伊勢ひじきやパンフレットを無料配布しています。地道な普及活動が40年以上続いていることになります。
ひじきが健康食と呼ばれる理由は、その栄養密度の高さにあります。乾燥ひじき100g当たりのカルシウム含有量は約1,400mgで、牛乳の10倍以上。食物繊維も100g当たり43.3gと豊富で、腸内環境を整える食材としても注目されています。鉄分については、加工時に使う釜の材質によって数値が大きく変わるという興味深い事実があります。かつて広く使われた鉄釜では100g当たり58.2mgという高い含有量でしたが、現在主流のステンレス釜では6.2mgまで下がります。「ひじきは鉄分の王様」というイメージは、鉄釜時代の名残でもあります。
乾燥ひじきとして店頭に並ぶまでには、いくつかの工程があります。春から初夏の大潮の干潮時に岩場から鎌で刈り取り、産地で天日干し。その後、水戻し・水洗い・塩抜きを経て加工されます。現在流通しているひじきの8割以上は三重県の伊勢製法によるものとされており、産地としての三重の存在感は際立っています。
料理への使われ方も幅広く、煮物・ひじきご飯・サラダ・白和え・味噌汁などが定番です。意外なところではコンニャクにも登場します。コンニャクに見られる黒いツブツブの正体は、色付けのために加えられたひじきなどの海藻です。知らず知らずのうちに口にしていることも多い食材といえます。
9月15日の他の記念日
9月15日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)