9.19 いけんの日(平和への思いを忘れない日) (記念日 9月19日)
- 可決日時
- 2015年9月19日 深夜
- 法律の構成
- 国際平和支援法・平和安全法制整備法の2法
- 公布日
- 2015年10月1日
- 施行日
- 2016年3月29日
- 制定団体
- 一般社団法人 日本記念日協会(その他の記念日)
- いけんの意味
- 違憲・意見・異見の三重の意味
2015年9月19日の深夜、参議院本会議で安全保障関連法が可決・成立しました。賛成票を投じたのは自由民主党・公明党・日本を元気にする会・次世代の党・新党改革など。法案に「違憲」との声が相次ぐ中での採決を、後世に語り継ごうとする動きから生まれたのが「9.19 いけんの日(平和への思いを忘れない日)」です。安全保障関連法は、自衛隊が外国軍隊と協力できる「国際平和支援法」と、自衛隊法など10本の関連法を改定した「平和安全法制整備法」の二法から成ります。政府は従来の憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を限定的に容認。これにより自衛隊の活動範囲は大きく広がりましたが、「憲法9条に反する」として日本弁護士連合会をはじめ多数の法律家・学者が反対声明を出しました。
この記念日を制定したのは一般社団法人・日本記念日協会です。同協会は「認定記念日」とは別に「その他の記念日」という区分を設けており、歴史的事項にあたる出来事を後世に伝える目的でこの枠に収載しています。採決の翌日から「この日を忘れないために記念日として伝えられないか」という声が寄せられ、記念日名選定会議が開かれました。その後、報道で知った多くの市民からも名称の提案が届き、審議を重ねた末に「9.19 いけんの日」と決まりました。
名称に込められた「いけん」は三つの意味を重ねています。一つは法案を「違憲」とする法律的な疑義。二つ目は、賛成・反対を問わず一人ひとりが自分の「意見」を持つことの大切さ。三つ目は、自分とは異なる「異見」に耳を傾けることの意義です。副題として「平和への思いを忘れない日」が付記されたのは、安全保障の運用を誤れば戦争にもつながりかねないという観点からです。
安全保障関連法は2015年10月1日に公布され、翌2016年3月29日に施行されました。その後も違憲訴訟が各地で提起されるなど、法的・社会的な議論は長く続いています。9月19日は、その採決をめぐってどのような意見が交わされたかを、静かに振り返る機会となっています。
9月19日の他の記念日
9月19日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)