国際ビーチクリーンアップデー (記念日 9月22日)
- 活動開始年
- 1985年(昭和60年)
- 主宰団体
- オーシャン・コンサーバンシー(米)
- 日本参加開始
- 1990年(平成2年)
- 日本主宰
- JEAN(クリーンアップ全国事務局)
- 参加国・地域数
- 毎年約100ヵ国
- 日本実施回数
- 年2回(春・秋)
海岸に打ち寄せるペットボトル、漁具の残骸、プラスチック片——毎年9月の第3土曜日前後、世界約100ヵ国の人々が同じ日に一斉に海岸へ出て、ごみを拾い集める光景が広がります。それが「国際ビーチクリーンアップデー」です。
このキャンペーンを始めたのは、アメリカのNGO団体「オーシャン・コンサーバンシー」(Ocean Conservancy)です。1985年(昭和60年)、サンフランシスコに本部を置く「海洋自然保護センター」が活動を開始しました。単なるごみ拾いと異なるのは、収集したごみの数量と種類を詳細に記録する点です。「タバコの吸い殻が何本」「食品容器が何個」と品目ごとに集計し、そのデータを世界規模で集約することで、海洋ごみの発生源や流出経路を科学的に追跡しています。
日本では1990年(平成2年)から「クリーンアップ全国事務局」(Japan Environmental Action Network:JEAN)が主宰する形で参加が始まりました。JEANは毎年春と秋の2回、「海岸クリーンアップキャンペーン」を実施しており、国際的な調査と連動した日本独自のデータも蓄積されています。春季は5月ごろ、秋季は9月の国際実施日に合わせて全国各地の海岸で一斉に行われます。
このキャンペーンが長く続いている理由の一つは、参加のハードルの低さです。特別な技術や道具は不要で、軍手とごみ袋さえあれば誰でも参加できます。収集データは世界共通のシートに記入し、国際本部に報告されます。蓄積されたデータは、各国の廃棄物政策や企業の包装設計の見直しにも活用されてきました。
活動開始から40年が経過した現在も、参加国数は100ヵ国前後を維持しています。海は国境をまたいでつながっており、ある国で捨てられたごみが別の国の海岸に漂着するケースも珍しくありません。データの積み上げが国際的な議論の根拠となる点が、このキャンペーンの核心です。
9月22日の他の記念日
9月22日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)