孤児院の日 (記念日 9月22日)
- 孤児院創設年
- 1887年(明治20年)3月14日
- 創設者
- 石井十次(1865〜1914年)
- 施設の名称
- 孤児教育会(後の岡山孤児院)
- 最盛期の収容数
- 1200人超
- モデルとした人物
- 英・ジョージ・ミュラー
- 後継施設
- 石井記念友愛社(宮崎)・石井記念愛染園(大阪)
1887年(明治20年)3月14日、岡山医学校(現・岡山大学医学部)で研修中の医学生・石井十次(いしい じゅうじ、1865〜1914年)は、医師への道を自ら断ち、日本初の孤児院「孤児教育会」(後の「岡山孤児院」)を創設しました。きっかけは、巡礼の途中で夫に先立たれた母親から一人の孤児を引き取ったことでした。その体験が信仰的覚醒につながり、石井は医師として生きることよりも孤児救済に生涯を捧げる道を選びました。
石井が模範としたのは、イギリスのキリスト者ジョージ・ミュラーです。ミュラーは19世紀のブリストルで、信仰のみを支えとして数千人の孤児を養育した人物として知られています。石井もこの姿勢にならい、キリスト教信仰を根幹に置いた孤児院を運営しました。岡山孤児院は最盛期に1200人を超える孤児を収容したとされ、当時の日本では類を見ない規模の児童福祉施設となりました。石井はこの功績から「児童福祉の父」と呼ばれ、社会事業家のアリス・ペティ・アダムス、留岡幸助、山室軍平とともに「岡山四聖人」と称されています。四者はいずれも明治・大正期の岡山を拠点に、キリスト教の精神を背景とした社会福祉・教育事業を推進した人物です。
岡山孤児院は石井の死後に解散しましたが、その流れを受け継ぐ施設が現在も活動を続けています。宮崎県の「石井記念友愛社」と大阪府の「石井記念愛染園」がそれにあたり、児童養護や障害者支援など各種の福祉事業を担っています。また1990年(平成2年)には石井十次顕彰会(宮崎県)が「石井十次賞」を創設し、石井の精神を継承して福祉活動に尽力する団体を毎年顕彰しています。
9月22日の他の記念日
9月22日のカレンダー情報
六曜 先勝
吉日 神吉日
月齢 11.0
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)