手話言語の国際デー (記念日 9月23日)
- 制定年
- 2017年(国連総会決議)
- 初実施
- 2018年
- 日付の由来
- 世界ろう連盟(WFD)設立日(1951年9月23日、ローマ)
- 世界のろう者人口
- 7000万人以上(80%以上が開発途上国)
- 世界の手話言語数
- 300種類以上
- 共同提案国数
- 98か国
世界には7000万人以上のろう者がいるとされ、そのうち80%以上が開発途上国で暮らしています。彼らが日常的に使う手話言語は世界全体で300種類以上存在しますが、法的に認められているのはそのうち40%程度にとどまっています。手話言語は音声言語とは異なる文法・語彙・表現体系を持つ独立した言語ですが、長らく音声言語の補助的な手段と見なされてきた歴史があります。こうした状況を変えるために設けられたのが、9月23日の「手話言語の国際デー」です。
この記念日は2017年(平成29年)12月の国連総会で制定されました。日付の由来は、1951年(昭和26年)9月23日にイタリアのローマで世界ろう連盟(WFD:World Federation of the Deaf)が設立されたことにあります。世界ろう連盟は現在135の国内ろう者団体を傘下に置き、ろう者の人権擁護と手話言語・ろう文化の保全を主な目的とする国際機関です。国際デーの制定にあたっては、世界ろう連盟がアンティグア・バーブーダをはじめとする98か国と共同提案者となり、国連総会での承認にこぎつけました。制定の核心にあるのは、手話言語が音声言語と対等な言語であるという認識を国際的に確立し、ろう者の人権が完全に保障されることを求める主張です。初めて実施されたのは2018年(平成30年)のことで、以降毎年9月23日に世界各地で記念行事が行われています。
9月23日を含む最終週は「国際ろう者週間(International Week of the Deaf)」として位置づけられており、こちらは1958年から続く歴史ある取り組みです。国際ろう者週間と手話言語の国際デーを組み合わせることで、ろうコミュニティへの社会的関心が集中的に高まる期間が設けられています。日本では日本語対応の手話である「日本手話」が使われており、2006年の障害者権利条約においても手話が言語として明記されています。
9月23日の他の記念日
9月23日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)