みどりの窓口記念日 (記念日 9月24日)

みどりの窓口記念日
開設日
1965年(昭和40年)9月24日
開設駅数
全国約150駅
予約システム
MARS(マルス)102
商標権者
東日本旅客鉄道(JR東日本)
名称の由来
発券切符が淡い緑色だったことから

1965年(昭和40年)9月24日、国鉄の全国約150駅にコンピューターを使った指定券発売窓口「みどりの窓口」が一斉に開設されました。新幹線開業翌年のこの出来事は、日本の鉄道予約のあり方を根底から変えた転換点です。

「みどりの窓口」を支えていたのは、「MARS(マルス)」と呼ばれる座席予約システムです。MARSはMulti-Access seat Reservation Systemの略で、1960年に初代「マルス1」が東海道本線の一部列車向けに稼働を開始しました。当初は4列車・3,600席のみが対象でしたが、1965年の窓口開設に合わせて導入された「MARS 102」では東海道新幹線の発券にも対応し、全国規模のオンライン予約網が一気に広がりました。世界最大級の座席予約システムとして、その後も世代を重ねながら進化を続けています。

「みどりの窓口」という名称の由来は、発券される切符の色にあります。当時、あらかじめ印刷された常備券は赤や青が主流でしたが、マルス端末から打ち出される指定席券は淡い緑色でした。マルス端末を持つ窓口とそうでない窓口を利用者が見分けられるよう、緑の窓口サインが掲げられたのが始まりです。1990年代後半以降は偽造防止の観点から切符のデザインが刷新され、濃い水色の帯と「JR」マークのホログラムが施されるようになりましたが、「みどり」の呼び名はそのまま定着しました。

一方、「みどりの窓口」はJR東日本の登録商標であるため、JR東海は同様の機能を持つ窓口でもこの名称を使用せず、「JR全線きっぷうり場」などと表示しています。新幹線の「ブルートレイン」という愛称をJR東海が使用しなかったのと同じ理由です。商標をめぐるJR各社の距離感が、駅の案内表示にも表れています。

その後、インターネット予約やJR各社のアプリが普及するにつれ、みどりの窓口の役割は変化しています。JR東日本は2021年以降、窓口の大幅な削減方針を打ち出し、ピーク時には全国に約400か所あった窓口が急速に縮小されました。複雑な乗車券の購入や払い戻しなど、機械では対応しにくいケースへの対処が課題となっており、現在も利便性と合理化のバランスが問われています。

参考リンク

9月24日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日、母倉日
月齢 13.0

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)