世界観光の日 (記念日 9月27日)

世界観光の日
記念日の日付
毎年9月27日
制定年
1980年(昭和55年)から開始
主催機関
国連観光機関(UN Tourism)
観光業の雇用
世界の雇用の約10人に1人
GDP寄与率
世界GDP約3.1%(2023年)
2025年テーマ
観光と持続可能な変革

毎年9月27日、世界は「旅」を祝う日を迎えます。国連の専門機関である国連観光機関(UN Tourism、旧称UNWTO)が定めた「世界観光の日(World Tourism Day)」です。観光は現在、世界のGDPの約3.1%を占め、世界の雇用のおよそ10人に1人を支える巨大な産業です。単なる余暇の話ではなく、地球規模の経済・文化・外交を動かす力として、この記念日は設けられました。

9月27日という日付には明確な由来があります。1970年(昭和45年)のこの日、世界観光機関(当時の略称はWTO)の設立根拠となる「世界観光機関憲章」が採択されました。その後、1979年(昭和54年)9月にスペインのトレモリノス市で開催された第3回総会において、翌1980年(昭和55年)から毎年9月27日を「世界観光の日」として祝うことが正式に決議されました。憲章採択からちょうど10年目に当たる1980年が、記念日としての出発点となります。

世界観光機関は2003年(平成15年)に国連の専門機関へと昇格し、略称が「WTO」から「UNWTO」へ変わりました。さらに2024年には機関名自体を「UN Tourism」へと改称し、より国連との連携を前面に打ち出しています。現在は220を超える国・地域のデータを収集・分析し、観光政策の立案を各国に支援する役割を担っています。毎年「世界観光の日」には、その年を象徴するテーマが設定されます。2023年は「観光とグリーン投資」、2024年は「観光と平和」、2025年は「観光と持続可能な変革」が掲げられました。テーマは単なるスローガンではなく、その時代の地球規模の課題と観光の接点を示す指針であり、加盟各国ではこの日を中心に観光推進フォーラムや文化イベントが開催されます。

国際観光客数は2025年に約15億2000万人に達すると推計されており、観光収益は1兆9000億米ドルを超える見通しです。観光業は「1つの雇用が周辺産業に約1.5倍の間接雇用を生む」乗数効果でも知られ、農村地域の経済振興や文化遺産の保全にも深く関わっています。「世界観光の日」は、こうした観光の多面的な価値を世界が共有し、持続可能な観光のあり方を問い直す機会でもあります。

9月27日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 大明日、母倉日
月齢 16.0(満月)

9月の二十四節気・雑節

  • 白露(はくろ) 9月7日(月)
  • 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
  • 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
  • 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
  • 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
  • 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)