黄ぶなの日 (記念日 9月27日)
- 日付の由来
- 「き(9)ぶ(2)な(7)」の語呂合わせ
- 制定年
- 2023年(令和5年)
- 制定者
- 黄ぶな推進協議会(宇都宮市)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 民話の舞台
- 栃木県宇都宮市の田川
- 黄ぶなの用途
- 正月に玄関・神棚に飾る張り子人形
江戸時代、宇都宮の田川で釣れた黄色い鮒を食べた病人が天然痘から回復したという民話が、栃木県宇都宮市に伝わっています。その話を聞いた村人が田川へ釣りに行っても鮒は一向に釣れなかったため、代わりに張り子の「黄ぶな」を玄関先や神棚に飾ったところ、病気にかからなかったとされています。以来、黄ぶなは宇都宮の正月飾りとして数百年にわたって根付いてきました。
黄ぶなはふっくらとした胴体が黄色い鮒の形をした張り子人形で、赤い顔には厄除けや疫病退散の意味が込められています。近年では菓子・雑貨・グッズなど関連商品も開発され、宇都宮文化を象徴する存在として親しまれています。
9月27日が「黄ぶなの日」となったのは、「き(9)ぶ(2)な(7)」という語呂合わせによるものです。制定したのは栃木県宇都宮市の黄ぶな推進協議会で、2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。制定の直接の契機となったのは2022年の新型コロナウイルス禍で、疫病退散の言い伝えを持つ黄ぶなへの関心が改めて高まったことが背景にあります。天然痘が猛威を振るった江戸時代から、感染症が社会を揺るがした現代まで、黄ぶなの民話は時代をまたいで人々の記憶と重なり合いました。この機を逃さず民話や風習を広く周知したいという思いが、記念日制定という形で結実しました。
記念日の目的は、黄ぶなを入口として宇都宮の民話・文化財・風習をより広く知ってもらうことにあります。民話の舞台となった田川は現在も宇都宮市内を流れており、黄ぶなの物語は地域の歴史と切り離せない存在です。商店や街の活性化にも結びつけながら、この独特な張り子文化を次世代へ伝えていく取り組みが続けられています。
参考リンク
9月27日の他の記念日
9月27日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)