Heart Safe Cityの日 (記念日 9月29日)
- 制定企業
- フィリップス・ジャパン株式会社
- 日付の由来
- 世界心臓デー(World Heart Day)が9月29日
- 年間突然死者数
- 日本で約9万人(1日約250人)
- AED設置台数
- 国内約67万台(世界トップクラス)
- AED使用時の生存率
- 心肺蘇生と併用で約50%(未使用時の約5倍)
- 心停止の発生場所
- 約7割が自宅で発生
日本では1年間に約9万人が心臓突然死で亡くなっています。1日に換算すると約250人、6分に1人のペースです。しかし心停止の現場でAED(自動体外式除細動器)が実際に使われる割合は、いまだ5%前後にとどまっています。9月29日の「Heart Safe Cityの日」は、この現実を変えようとする取り組みから生まれた記念日です。
この記念日を制定したのは、東京都港区港南に本社を置くフィリップス・ジャパン株式会社です。日付は世界心臓連合(World Heart Federation)が定めた「World Heart Day(世界心臓デー)」と同じ9月29日に合わせています。地域社会や行政、関係施設と連携し、イベントや企画を通じて心臓疾患の予防・救命救急への意識を高め、AEDの普及啓発を推進することが目的です。
日本のAED設置台数は現在約67万台と推計されており、人口比では世界トップクラスの水準にあります。2004年に一般市民でも使用できるよう法整備が行われてから20年余り、急速に普及が進みました。ところが設置数の多さとは対照的に、倒れた人の傍にAEDがあっても実際に使われないケースが圧倒的に多く、背景には「使い方がわからない」「触っても大丈夫か不安」という心理的ハードルがあります。
一方で数字は正直です。心停止後に心肺蘇生とAEDの電気ショックを組み合わせた場合の生存率は約50%。これに対し、119番通報だけにとどまった場合は6.6%、心肺蘇生をしてもAEDを使わなかった場合でも9.9%にしかなりません。AEDを使うか使わないかで、生存率は約5倍変わる計算です。
また心停止の約7割は自宅で起きており、公共施設に設置されたAEDが届かないケースも少なくありません。「Heart Safe City(心臓にやさしい街)」という概念は、AEDが手の届く場所にあるだけでなく、使える人が当たり前にいる社会を目指すものです。記念日を通じた啓発活動は、機器の普及に加えて使い手を増やすことにも力を入れています。
9月29日は、AEDを「知っている」から「使える」に変えるきっかけを社会全体で考える日です。近くにAEDがどこにあるか、一度確認してみることが備えの第一歩になります。
9月29日の他の記念日
9月29日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)