豊子忌 (記念日 9月29日)
- 生年月日
- 1924年1月2日
- 没年月日
- 2013年9月29日(享年89歳)
- 出身地
- 大阪市南区(現:中央区)船場
- 直木賞受賞作
- 『花のれん』(1958年・第39回)
- 忌日制定
- 2016年、山崎豊子文化財団が制定
- 代表作
- 『白い巨塔』『沈まぬ太陽』『大地の子』
『白い巨塔』『沈まぬ太陽』など、社会の暗部に切り込む大作で知られる小説家・山崎豊子の忌日です。2013年9月29日、大阪府豊中市の病院で呼吸不全のため89歳で亡くなりました。命日の「豊子忌(とよこき)」という名称は2016年に山崎豊子文化財団が制定したもので、「船場忌」「暖簾忌」など複数の候補が挙がった末、山崎が好んだ「直球勝負」の精神にならい、本名に由来する名前をそのまま使った「豊子忌」に決まりました。
1924年(大正13年)1月2日、大阪市南区(現:中央区)船場の老舗昆布屋・小倉屋山本に生まれました。本名は杉本豊子。旧制京都女子専門学校(現:京都女子大学)国文学科を卒業後、毎日新聞社大阪本社学芸部に入社。当時の上司で小説家の井上靖のもとで記者として鍛えられました。1957年(昭和32年)、生家の昆布屋をモデルにした『暖簾』でデビュー。翌1958年には吉本興業の女性創業者・吉本せいをモデルにした『花のれん』で第39回直木賞を受賞し、毎日新聞社を退職して専業作家となりました。以後、『ぼんち』『女系家族』と大阪の商家や人情を描いた作品を次々と発表します。
1965年(昭和40年)に刊行された『白い巨塔』は、医学界の権力闘争と医療過誤を正面から描いた作品で、映画・テレビドラマが繰り返し制作されるほどの社会的反響を呼びました。その後も政財界の腐敗を描く『華麗なる一族』(1973年)、戦争三部作として『不毛地帯』(1976〜78年)・『二つの祖国』(1983年)・『大地の子』(1991年)を発表。『大地の子』の印税を基に設立した「山崎豊子文化財団」では、日本に帰国した中国残留孤児の子供たちへの学資援助も行いました。
1999年刊行の『沈まぬ太陽』は航空会社内の腐敗と航空機事故を題材にし、2009年には沖縄返還時の日米密約を描いた『運命の人』で毎日出版文化賞特別賞を受賞しました。遺作『約束の海』は未完のまま絶筆となっています。墓は大阪市天王寺区生玉町の藤次寺(とうじじ)にあります。
9月29日の他の記念日
9月29日のカレンダー情報
9月の二十四節気・雑節
- 白露(はくろ) 9月7日(月)
- 秋分(しゅうぶん) 9月23日(水)
- 秋の彼岸(ひがん)入り 9月20日(日)
- 二百十日(にひゃくとおか) 9月1日(火)
- 二百二十日(にひゃくはつか) 9月11日(金)
- 秋の社日(しゃにち) 9月23日(水)