東海道新幹線開業記念日 (記念日 10月1日)
- 開業日
- 1964年(昭和39年)10月1日
- 開業時の最高速度
- 時速210キロ(当初は160キロ制限)
- 東京〜新大阪の所要時間
- 開業時4時間・翌年3時間10分に短縮
- 営業距離
- 515.4キロ
- 開業時の停車駅
- 東京・名古屋・京都・新大阪の4駅
- 着工
- 1959年(昭和34年)4月
1964年(昭和39年)10月1日、東京〜新大阪間を最高時速210キロで結ぶ東海道新幹線が開業しました。距離にして515.4キロ。それまでの東海道本線の特急「こだま」が約6時間半かかっていた区間を、ひかり号は4時間で走り抜けました。「夢の超特急」という言葉が当時の新聞紙面に躍り、その呼び名はそのまま時代の象徴として人々の記憶に刻まれています。
開業9日前の10月10日には東京オリンピックの開会式が控えていました。日本国有鉄道(国鉄)はオリンピック開幕に合わせて東海道本線の輸送力を抜本的に強化する計画を立て、在来線とは完全に独立した専用路線の建設へ踏み切りました。開業日を10月1日としたのも、大会開幕前に確実に運行を開始するためのぎりぎりの日程設定でした。
起工式は1959年(昭和34年)4月。そこから開業までわずか5年5か月という突貫工事でした。建設費は当初予算を大幅に上回り、最終的に3800億円超に膨らんだとされています。財源の一部には世界銀行からの融資も充てられており、国際的な信用を背景にしたプロジェクトでもありました。技術面での挑戦も一つではありませんでした。時速200キロを超える速度域での走行安定性、長大トンネルの換気、地震多発国での安全設計——いずれも当時の世界に前例のない課題でした。開業直後は路盤の沈下が懸念されたため最高速度を160キロに制限して運行を開始し、1965年には速度規制を解除して最速3時間10分で東京〜新大阪間を結ぶダイヤを実現しました。
開業時の停車駅は東京・名古屋・京都・新大阪の4駅のみ。途中無停車の「ひかり」と各駅停車の「こだま」の2種別でスタートしました。1日の運行本数は上下合わせて60本。現在の東海道新幹線は1日に400本以上が走り、5分間隔の運行を実現していますが、その出発点はこの1964年10月1日にあります。
参考リンク
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