国際非暴力デー (記念日 10月2日)

国際非暴力デー
制定年
2007年(国連総会)
由来となった人物
マハトマ・ガンディー(1869~1948年)
ガンディーの出身地
インド・グジャラート州
インドでの名称
ガンディー記念日(国民の祝日)
英語表記
International Day of Non-Violence

「非暴力・不服従」という言葉を世界に広めたマハトマ・ガンディーの誕生日、10月2日は「国際非暴力デー」として国連に定められています。2007年(平成19年)6月の国連総会で制定されたこの国際デーは、「教育や国民意識を高める運動を通して非暴力のメッセージを広める」ことを目的としています。

ガンディーは1869年10月2日、インド西部のグジャラート州ポルバンダルに生まれました。弁護士としてロンドンで学んだ後、南アフリカへ渡り、そこでインド人移民への差別に直面して公民権運動に加わります。帰国後はイギリスからのインド独立運動を指揮し、民衆暴動やゲリラ戦によらない「非暴力・不服従」の手法を徹底しました。これはしばしば「無抵抗主義」と混同されますが、ガンディー自身は不当な権力に対して断固として抵抗することを求めており、ただ受け身でいることを説いたわけではありません。

彼の思想は植民地支配下のインドを独立へと導き、1947年のインド独立に大きく貢献しました。またイギリス帝国がイギリス連邦へと転換する一因ともなっています。その影響は国境を越え、アメリカの公民権運動を率いたマーティン・ルーサー・キング・ジュニアや、チベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世もガンディーの思想に倣ったと公言しています。

インドではこの日を「ガンディー記念日(Gandhi Jayanti)」と呼び、国民の祝日として定めています。国連が同じ日を国際デーに選んだのは、非暴力の思想を象徴するうえでガンディーの存在がいかに普遍的に認識されているかを示すものです。毎年この日には国連事務総長による声明が発表され、「非暴力の原則の普遍的意義」と「平和・寛容・理解の文化を実現する意思」が世界に向けて改めて確認されます。

ガンディーが生涯を通じて示した抵抗の形は、暴力によらずに社会を変えられるという可能性の証明でした。国際非暴力デーはその歩みを記憶にとどめ、非暴力という選択肢の意義を問い直す日となっています。

10月2日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 21.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)