杜仲の日 (記念日 10月2日)
- 原産地
- 中国
- 分類
- 落葉高木(成木は高さ約20m)
- 主な成分
- リグナン類、イリドイド、杜仲葉配糖体
- 制定団体
- 日本杜仲研究会
- 日付の由来
- 「と(10)ちゅう(2)」の語呂合わせ
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
杜仲(とちゅう)は、中国原産の落葉高木で、学名を「Eucommia ulmoides」といいます。成木になると高さが20メートルに達することもある大型の樹木で、その樹皮や葉には現代科学でも注目される多様な成分が含まれています。特にリグナン類のピノレジノール、イリドイド系のゲニポサイド酸、そして杜仲葉配糖体などが代表的な有効成分として知られています。
中国では2000年以上前から漢方薬として用いられてきた歴史を持ちます。古典的な用途は降圧・利尿・強壮・鎮痛などで、腎を補い腰や膝を丈夫にする生薬として重宝されてきました。日本には江戸時代ごろに伝わったとされており、現在では生薬としての利用に加え、杜仲茶として日常的に親しまれています。ノンカフェインである点も、健康志向の方や妊娠中の方にも飲みやすいお茶として支持を集めている理由のひとつです。
現代の研究では、杜仲に含まれる成分がさまざまな健康効果をもたらす可能性が示されています。リグナン成分は血圧降下・抗ストレス・更年期障害の緩和に有用であることが明らかになっており、イリドイド系成分には認知症予防への効果も期待されています。また杜仲葉配糖体には血圧やコレステロール値を下げる働きがあるとされ、生活習慣病の予防という観点からも研究が進んでいます。コラーゲン合成を促す働きもあるとされており、美容や関節ケアの分野でも注目されています。杜仲の日は、日本杜仲研究会が制定した記念日で、日付は「と(10)ちゅう(two=2)」という語呂合わせで10月2日に設定されています。日本杜仲研究会は杜仲の科学的な有用性を広める活動を続けており、この記念日もその普及啓発の一環として位置づけられています。一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録されています。
杜仲茶は緑茶や烏龍茶のようにそのまま飲むことができ、ほんのりとした苦みと独特の風味が特徴です。市販品は茶葉タイプとティーバッグタイプの両方が広く流通しており、ドラッグストアや健康食品店で手軽に入手できます。長年にわたって中国・日本双方で使われ続けてきたこの植物が、現代の科学的アプローチによって改めてその価値を証明されつつある点は、伝統と革新が交差する興味深い例といえるでしょう。
参考リンク
10月2日の他の記念日
10月2日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)