奈川・投汁そばの日 (記念日 10月2日)

奈川・投汁そばの日
制定者
株式会社奈川温泉「富貴の湯」
日付の由来
「とう(10)じ(2)」の語呂合わせ
旬の時期
10月が新そばの最盛期
食べ方の道具
とうじ篭(小さな網篭)
所在地
長野県松本市奈川(乗鞍高原北側)
認定機関
一般社団法人 日本記念日協会

そばを篭に入れて熱いつゆにくぐらせ、引き上げてから薬味をかけて食べる——長野県松本市奈川地区に伝わる「投汁(とうじ)そば」は、このひと手間が生み出す独特の食べ方が特徴です。鍋で沸かしたそばつゆに「とうじ篭」と呼ばれる小さな網篭を浸して、そばを温める。手軽ながら野趣に富んだこの食文化を広く伝えるために設けられたのが、毎年10月2日の「奈川・投汁そばの日」です。制定したのは、奈川温泉「富貴の湯」を運営する株式会社奈川温泉。「とう(10)じ(2)」の語呂合わせで10月2日とされており、この時期が奈川の新そばの最盛期にあたることも日付の理由のひとつです。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

奈川は松本市の西部、乗鞍高原の北側に位置する山間の集落です。標高が高く寒暖差の大きい気候がそばの栽培に適しており、古くから地域の主要な作物として根付いてきました。収穫した実をその場で石臼で挽き、打ちたてを食べる習慣が続いてきたとされています。投汁そばはそうした奈川そばの食べ方として受け継がれてきたもので、家庭や山小屋で鍋を囲みながら食べるスタイルは、この地の暮らしと深く結びついています。10月は新そばの香りと風味がもっとも豊かになる季節で、記念日の日付にはこの旬を逃さず味わってほしいという意味も込められています。

「富貴の湯」は奈川温泉の一軒宿として地域に親しまれており、投汁そばを名物料理として提供しています。宿では地元産のそば粉を使った手打ちそばを用意しており、温泉と組み合わせた滞在が旅行者に人気です。こうした取り組みを通じて、奈川そばの保存と情報発信を図っています。

10月2日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 21.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)