美術を楽しむ日 (記念日 10月2日)
- 制定者
- 四美大校友会同窓会連合
- 認定年
- 2017年
- 日付の由来
- 「びじゅ(10)つ(2)」の語呂合わせ
- 女子美術大学
- 1900年創立、日本最古の女子美術専門教育機関
- 武蔵野美術大学
- 日本最大規模の美術大学
- 多摩美術大学
- グラフィック・プロダクトデザインに強み
松任谷由実(ユーミン)が多摩美術大学に在籍しながら歌手デビューを果たし、佐藤可士和がユニクロのブランド戦略を手がけ、蜷川実花が写真・映像の世界を切り拓いた——これらはすべて多摩美術大学という一校の卒業生です。四美大(しびだい)と呼ばれる東京近郊の私立美術大学4校は、日本のクリエイティブ産業を支える人材を長年にわたって送り出してきました。
四美大とは、女子美術大学・多摩美術大学・東京造形大学・武蔵野美術大学の4校の総称です。それぞれの校友会・同窓会組織が連携して「四美大校友会同窓会連合」を結成し、2017年に10月2日を「美術を楽しむ日」として一般社団法人日本記念日協会に申請・認定されました。日付は「びじゅ(10)つ(2)」の語呂合わせです。
4校はそれぞれ異なる個性を持っています。女子美術大学は1900年創立で、日本最古の女子美術専門教育機関です。日本画家の片岡球子や郷倉和子を輩出し、120年以上にわたって女性クリエイターの育成を担ってきました。多摩美術大学はグラフィックデザインやプロダクトデザインに強く、国内外で活躍するデザイナー・アーティストの輩出数が際立ちます。東京造形大学は映像・メディア系の学科が充実し、幅広いデザイン教育を展開しています。武蔵野美術大学は学生数・学科数ともに日本最大規模の美術大学で、絵画から工芸、建築、視覚伝達デザインまで多岐にわたる専攻を擁しています。
「美術を楽しむ日」が目指しているのは、美術を「鑑賞する側」と「作る側」の間にある距離を縮めることです。美大の卒業生たちは広告・映像・ファッション・プロダクト・空間デザインなど、日常のあちこちに関わっています。街で目にするロゴ、手に取るパッケージ、スマートフォンの画面——それらの背後には美術教育を受けた人々の仕事があります。この記念日は、そうした見えにくい創造の営みに目を向けるきっかけを提供しています。
美術館に足を運ぶのも、好きなデザインについて調べてみるのも、身近な絵を描いてみるのも、美術を楽しむ形はひとつではありません。10月2日は、自分なりの楽しみ方を探してみる日としてみてはいかがでしょう。
参考リンク
10月2日の他の記念日
10月2日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)